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専業主婦の私が起業?ピンとこない・・・というかなにそれっ!~駐妻の憂鬱

 

こんにちは、かさまりです。

 

最近、ちょっといらっとしていることがあります。

自分のしていることを話すと、周りに

「かさまり起業しちゃいなよ~」

と言われるのです。

 

いったいなんなんでしょうね、起業って。

 

 

起業っていう、肩に力が入った感じがイヤ

 

起業という言葉を見ると、意味は、

「生業を起こすこと、新しく事業を始めること」

 

生業っていう言葉を見ると、意味は

「生計を立てるための職業」

 

ふむ。

 

どうもピンとこないんですよ。

 

確かに、会社に属することなく、自分で月70万円稼いでいます。

お金の収支管理もしている。(正確にはガサツな性格なのでダンナさんがほぼやってくれている)

そして、スタッフさんに色々お願いしながら仕事をしています。

 

でも、もともと

「よし起業してやるぜ!!やったるぜ!!!」

と思って始めたわけでは全くないし、

この自分で稼いでいる状況になったからといって、

「起業しようかな」

とか

「起業してるな」

とか思うこともなくて、ただただ家で働いている、お金を稼いでいる、それだけです。

 

社会のルールとして、開業届などは出さないといけないので、

世間としては「起業した」ということになるのでしょうが、

なーんかそう言われるととても違和感があるのです。

 

なぜかって、自分では一生懸命、自分がしたい生活をするために頑張っているだけだから。

 

 

お金を稼ぐというのに、自分も他人もあるのか?

 

いつも言われるたびにくすぐったい気分になるので、

ちょっとその正体について考えてみることにしました。

 

自分が一番違和感を感じるポイント、それは、

「お金を稼ぐのに、自分も他人もあるのか。」

 

そのことなのかもしれません。

 

確かに会社に勤めて一定のお給料をもらうというのと、

自分で何かビジネスをやって、自分で成果を作っていくというのは、

お金のもらう方法は違うかもしれません。

 

でも、

「自分の何かを売って、お金にしている」

という点では、変わらないと思うのです。

 

勤めている人は自分の時間と、身体的にいるべき場所を売って、一定のお金を稼いでいる。

私は、稼ぐために自分のできる時間と睡眠を売って、それで稼げるお金を稼いでいる。

どちらもサボったらお金は稼げないのです。

 

ダンナさんは現状、自分の朝から晩までの時間を会社に売って、会社のために働いて、その対価としてお金をもらっている。

私は、自分の睡眠時間と思考を売って、その対価としてお金をもらっている。

 

私にとって、起業云々はどうでもよくて、

自分の何を売って、お金を稼いでいるか、

そこをみているから、ちょっと興奮気味に、

「かさまり、それって起業してるってことじゃない?」

「起業しちゃいなよ~」

と言われると正直、痒いのです。

 

 

なぜお金を稼ぐのか?大事なものは何?

 

自宅で子供がいながらにして稼ぐ、このことについて、夢と目標を与えてくれた師匠が私にはいます。

自分よりも年下なのですが、敬愛してやまない、もう大大大好きな方なのですが、師匠に勧めたもらって

読んだ本があって、自分で稼いで目標を叶えよう、と強く決意させてくれました。

 

それがこちら、「世界一ふざけた夢の叶え方」

 

アメリカにいて、現地のママ友と話していてそれはもう毎日目から鱗が落ちまくっているのですが、

その中でも大きかったのは、この本の中でも語られている、

「どう生きたいかファーストな考え方」

 

どんなライフスタイルをしたいのか?

どういった1年を過ごしたいのか?

どうなったら一番ハッピーに過ごせるのか?

自分にとって大事なことは何か?

 

日本人は、本当に真面目!

真面目で忠誠心が強いから、仕事が生活の全て。

 

ダンナさんのアメリカの先輩でとても素敵な、業績をあげまくっている女性がいるのですが、

その方に言われたのはこんなこと。

 

「日本人のQuality Of Lifeへの意識は低すぎる!なんのために生きているのか?

私はとても楽しんで仕事をしているけれど、たまに苦しくなる。そんな時、ちょっとサボったら

クビになるか、考えてみるけれど、大丈夫だから、そんな日はオフをとって好きなことするのよ。

でも日本人はそうじゃないわよね。単身赴任で家族との時間を犠牲にするなんて、最たる事例だわ。

なぜなの?」

 

考えてみたら、これに納得のいく答えはありません。

大体の人がいうのは、、、

 

「会社に言われたから。」

 

以上です。

 

我が家はそんな中でもけっこう日本人にしては破天荒で、単身で出張を命じられた最初の1年も勝手にくっついてきてしまったり

挙げ句の果てには妊娠して、現地ローカルの保険にも入っていなくてワタワタしましたが、

それでも私はついてきてかけがえのない時間を息子やダンナさんと過ごし、娘も生まれて大親友と呼べる友人もできました。

(ちなみに妊娠後でも保険は入れたので、保険に加入して娘は無事出産しました。笑)

 

 

夢?目標?専業主婦は持ってはいけないのか?

 

実は、小さい頃にアメリカに住んでいた私は、アメリカから帰国した後に産まれた妹がいたので、

決して留学は許されませんでした。

「あなたはもう経験したんだから、いくなら妹よ」

 

と。

 

でも自分自身の半分ルーツでもあるアメリカ。

絶対に戻ってきたかった。

 

「戻りたい戻りたい」

 

そう願っていたら、実現しました。

しかも、自分が昔住んでいた、メリーランド州のすぐお隣のバージニア、そしてなんとそのあとはニューヨークに!

祈願通天と私は呼んでいるのですが、強く強く願えば、そしてそれに向けて行動すれば、

自分の人生の舵は自分で切れるのです。

 

なんとなく自分で思っていたことではあったのですが、

この本にはもっと引き寄せるために何をしたらいいか、書いてありました。

私が特に影響を受けたのは、

「自分がなりたい未来を考えて、それが実現したと仮定していま乾杯しよう!」

「何が起きてもついてる!って思おう」

「ついてる!ついてる!」

 

という点。

 

自分の未来を思い描くこと、それも自由に!

これって意外と難しいんですよね。

 

「あ、でもこれは無理かも。これも実現不可能だよね・・・」

 

みたいにすぐ思ってしまいがちなんです。

 

でも、そういうのは取っ払って考えるんです。

超ハッピーな、自分のなりたい未来を考えるのはタダ!お金かかりません。

やって失うものは妄想なんで、ないんです。

 

私は住みたい場所と、住みたい家を考えました。

季節のいい時は、ニューヨークで。

他の時期は西海岸のあったかいところで、海が見えるお家で、

子供達が海やプールで遊んでいるのをのんびり眺める。

パソコンを持って、気持ちものんびりしながら仕事をする。

外に置いてあるソファーに座ってバーベキューしながら、美味しいビールとワインを飲む。

あー今日も楽しかった!そう思いながら寝る。

 

そんなことできるわけないじゃん!

 

そう思いましたか?

 

今はできないかもしれません。

でもできないと決めつけたら、それこそそこで試合終了です。

 

「セカフザ」を読んでから、私はこんな目標を、バカかもしれませんが、本気で立てました。

 

でも、私には子供も、ダンナさんもいる。

私一人では叶えられません。

 

なので、2ヶ月かけてダンナさんにも読んでもらいました。

バカですが、本気で立てた目標なので、普段私が薦める本なんて絶対に読まないダンナさんにも

どうしても読んでもらって、同じ夢、目標を持って、未来乾杯しないとダメ!

そう思って粘り強く説得しました。

 

もうダメかなーあーあと思っていた、2ヶ月がたったある日。

仕事から帰宅したダンナさんが言いました。

「乾杯しよう!」

と!!

 

今、私が思い描いていた夢・目標はいまは夫婦の目標です。

 

アホだと思いますか?

 

多分、アホだと思います。笑

 

でもアホでもなんでも、夢をこうやって描くのはタダ!

睡眠時間がなくなって苦しくなった時、

お問い合わせでどうしようもないことが起きた時、

この夢をはっきり頭に思い浮かべるんです。

 

そうしたら頑張れる。

 

そして具体的に何をしたらいいのか、考えられるのです。

 

今の私の場合、駐在ですので、まずはそれを打破すること、つまり

「いつ日本に帰るのか」をビクビクしなくていい生活を手に入れること。

そのためにはダンナさんにももっと選択肢があるようにしていかなくてはいけない。

そうすると私もこれくらい稼げていると、自由度が増す。

 

ではそれを稼ぐためにはどうしたらいいのか・・・?

 

そんなことを考えるのです。

 

これって、話を戻すと起業がどうのこうのっていう話ではないんですよね。

自分がどうしたいのか。家族でどうしたいのか。

 

もうこれに尽きるのです。

 

夢を見るのは、妄想するのはただ!でもでも、というのをぜーんぶ取り除いて、

一度自由にどうやって暮らしたいのか、どうしたら最高にハッピーなのか、

考えてみるのはいかがでしょうか?

私は住みたいお家を絵心は全然ないのですが、設計図を書いて、最高に幸せな気分になりました笑

 

あーあの思い描いたお家に住みたい!

 

さ、そのためにも頑張ります!

 

セカフザ、もしこの記事をお読みの方でご興味があればぜひ読んでみてください。

世界一ふざけた夢の叶え方

 

『駐妻の憂鬱』シリーズ一覧はこちらから。

シリーズ一覧:駐妻の憂鬱

 

First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように!

今回もお読みいただきどうもありがとうございました。

 

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