こんにちは、笠井まりこです。
先週、今週と10日間、エーゲ海サントリーニ島に
通訳のお仕事で行かせていただいておりました!
快く送り出してくれた
仲間の重堂さん、志穂さん、そして講師の皆さま。
何よりも
「いってらっしゃーい!」
と見送ってくれた子供たち、旦那さん、
そして義理の両親に感謝!
ここで得た収穫はまた色々と
ゆっくり書かせてもらおうと思って
整理しているところなのですが、
今日はちょこっと関連する、
子供たちの話をば。
なんで今日サントリーニ島について
すっ飛ばして書いているかというと、
どうしても昨日の保護者面談での
出来事が書きたかったからです笑
家でとても楽しそうにしてるので、
別に特に心配もせずに
小学校5年生になる息子と
そして小学校2年生になる娘の
担任の先生のところに向かったのですが、
予想を遥かに超える2人の姿に感動して
帰ってくることとなりました。
2人とも、元々はかなりの
恥ずかしがり屋の引っ込み思案。
息子は、3歳半までほぼしゃべりませんでした。
子育て支援センターに行っても
おままごと用の家の一番隅っこのところで
震えながらアンパンマンのビデオを1人でみて、
輪に入らないような子でした。
娘は人懐っこいけど、
すぐに人に流されるところがあって、
「そんなに意見をコロコロ変えるなー!」
と小さい時から言われるような優柔不断タイプ。
そんな2人にもちろんイライラしたり、
ぷんぷんすることもあります。
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でも、母の私も全くもって完璧ではなーい!笑
おそらく自分は
ADHDだろうと思っていますが、
自分の興味のないことは綺麗に忘れちゃう、
片付けも興味がないから全くできない、
晩御飯も本当はべつに心の底からどうでもいい。
母親としてだいぶ終わってます笑
(ちなみに志穂さんに話したら「だから?」と言われて
そのまま個性として受け入れています笑)
だから、子供たちのことも、
もちろん違う人間として、
そして愛情をかける血を分けた人として
「どうしてもっと
器用に生きられないのー??」
と心配するし、時として
親のエゴもチラリと
顔を出してしまうこともあるけれど、
基本的には【対人間】、
これを大事にしています。
ママは完璧じゃない。
だから、あなたたちが暇な時間は、
一緒に家庭を支えて欲しい。
一緒にやって欲しい。
母じゃなくてもできること、いっぱいあるから。
そして、それは何よりママが苦手なことだから。
でも、あなたたちが
何か大変だったり、乗り越えられないものは
一緒にもちろん乗り越えるから!
そんなスタンスです。
助けてもらってごめんね、
じゃなくて、
助けてくれて本当にありがとう!!
感謝の気持ちでお願いしています。
それがいいのか悪いのか、
子育てに正解はないけれど、
大人も子供もみんな完璧じゃないから
支え合って生きてるんだ、
そして、
自分がやられて嫌なことは人にするな
というのがほぼ放置主義の私が、
大切にしたいと思っていること。
2人は通い始めて
たった1ヶ月の日本の学校で、
体現してくれていたんです。
息子は勉強やスポーツが突出してできるわけではないけど、
「優しさ」でクラスの1番の人気者の中心人物だって
先生は言ってくれました。
誰かが困ってたら助ける、
みんながどうやったらハッピーに解決できるかを一緒に考える。
間違ってるかもしれないけど手を挙げて答えてみる、
一生懸命授業に参加する。
間違ってもいいんだ、そして
ぶつかり合う以外で解決できるという文化を
教室に持ち込んでくれて感謝しかないと
言っていただきました。
娘は、誰にでもにっこり挨拶をして、
おいてきぼりになりそうな子に声をかける。
先生も含めて、みんなクラスの一員だと言って、
先生が「自分が配らないと」と抱え込んでいたプリントを
スッと「私が配るねー!」と配ってくれたと。
そんな優しさと、
何か自分が嫌なことをされたら、
「それを自分がやられたらどう思う?
嫌でしょ!そしたら
人にやっちゃいけないんだよ!!」
と毅然と立ち向かう強さもある。
(トイレに行かせてくれなかった友だちに言い放ったらしい笑)
男女ともに平等に接するから、
みんなを周りに引き寄せていると
言っていただきました。
なんせ、子育てほぼしてないので、
子育て自慢ではなく、人間自慢です笑
旦那はいつも、
「うちの中に【母親】という役割はいないから、
みんな自分のできることは自分でやるように」
と子供たちに言っています。
だから、お小遣いもポイント制。
何かお願い事をやってくれたら1ポイント、
率先してやったら2ポイント、
誰もやりたがらないことをやってくれたらもっと。
100ポイント貯めると4000円もらえます。
1ポイントにすると40円。
でもしっかりと働いて、それで感謝されて、
さらに子供たちは自分のお金を得ています。
最高の働き方かもしれません笑
おかげで、
洗濯も干すのも畳むのも
アイロンもゴミを出すのも食器洗いも
朝ごはんつくりもお弁当つくりも
ベビーシッターも寝かしつけも
10歳と7歳にしてぜーんぶできます笑
これって、一般的にみたら
私は完全に【母親失格】。
母の役割を全然できないのに、仕事ばっかりして、
自分の好きな趣味に時間を費やし、出張に行って10日もいない。
どんな母だよ!ってツッコまれても
全く言い返せません笑
でも、子供たちは多分わかってます。
ママが幸せそうにしてるのが一番の家族の幸せなんだって。
そして、母の役割ができないダメなママでも、
自分たちのことを一番守ってくれる、愛を持ってるママなんだって。
ちなみに、パパも結構な頻度で酔っ払いで、
そして完璧主義でかなりうるさい、
私だったら嫌いになるパパです爆
だから、まったくもって
完璧なママでも、パパでもない。
そして、そんなママとパパを、
自分たちは支えている、と。
昨日の面談で、
最後にどちらでも言われたのが
「本当にしっかりして
自立してらっしゃいますよね」
ということ。
こーんなダメな母親の役割ができないママとして、
これ以上にない、褒め言葉。
「抜けてる母親で良かったと思います。」
そう返しました。
うちの子供たちは、大人も子供も等しく、
1人で生きていけないとわかっているから、
支えあうんだと、
知ってるんだと思います。
そうやって完璧でないことを受け入れること。
これも一つの自立の形なんだな、と
子供たちにまた学ばせてもらいました。
お互いに完璧じゃないから、
支え合って、みんな生きていくんですよね。
依存から自立、そこからの支え合い。
皆さんのモヤモヤの原因は、
依存か、自立のところにあるのではないでしょうか。
(私は少なくともそうでした)
そのモヤモヤの原因を解決して、
自分の幸せのために貪欲に生きることを
見せることも悪いことじゃないかもしれない。
だって、自分の幸せを大事にできない人は、
他人の幸せも大事にできないから。
子供もパートナーも、
あなたが本当にハッピーになれば
それで犠牲になるってことは絶対ないはず!
だからまずは自分から、
どうしたらハッピーでストレスフリーか、
よかったら考えてみてくださいね^^
今日はいつもにも増して長文。
読んでいただき、ありがとうございました!
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