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2017年6月の記事一覧

  • 3年ぶりの日本一時帰国を前にドキドキする~駐妻の憂鬱

      こんにちは、かさまりです。   実は、明日から日本にビザ更新のために一時帰国します! 2014年9月に渡米してから約3年、初めての帰国です。     帰りたいか?帰りたくないか?   私は旦那さんにくっついてL2ビザというビザできているので、3年で更新というのは決まっておりました。 なので、どんなに遅くても3年経ったら1回は日本へ帰れる。   でも一方で旦那さんはいつ帰国辞令が出てもおかしくない身の上。 通常会社的に3年というのが一区切りだし、何より旦那さんのポジションはもともと1年で帰国するポジションでした。 今までも何人も日本に帰る人を見送って来ました。 そんな中で神様が強烈な私の願いを叶えて来てくれて、ここまでアメリカに残れているので、 日本に一時帰国したいと思ってないわけではないのですが、 それよりもアメリカに残りたい! という方に気持ちが行っていて、日本に一時的に帰るというのは何となく自分的に遠い話でした。   そしてもろもろ他の人事異動があったようで、2週間前に確定した帰国日。   一気に、一時帰国が現実として押し寄せてきました。   まず向こうで誰に会うのか? お土産は? スケジュールは? どこに泊まるんだ? わーわーわーわーやっていたら、いつの間にか前日。   何とかお土産は買ったものの、まだトランクは空っぽ・・・。   そしてそのプロセスの中で、考えたんです。   「私、本当に帰国したいのかな?」   確かにどんどん歳をとって、 まだこちらで生まれたリコにもあってもらっていない祖母達 (子ども達にとってはひいおばあちゃん。ラッキーなことに全員元気です!) に曾孫をぜひ会わせたい!   でもそれ以外は・・・? お土産を買っていて、そして遅々として進まない自分の準備を振り返って、ふと思ったのです。     3年ぶりに会うって、ちょっと怖い   正直に言います。 私は3年ぶりの帰国、相当怖いです。 3年間会っていなかった人たちと会う。   価値観がすごくずれてて、空気の読めない発言ばかりしたらどうしよう。   自分で始めた色々なことを話すのか、話さないのか。   受け入れられない人もたくさんいるでしょう。   受け入れられないことに立ち向かうって、私的には勇気がいることです。 かといって、今の自分を隠しきれない気もします。   だからお土産だけは気合を入れて足りなくならないようにトランクに詰めてあります。 (でもお土産だけでトランク1個分、しかも重さがすでに重量オーバー! これから調節しなくてはなりません・・・)   それ以外の帰国準備が遅々として進まず、気づけば前夜。 今日1日寝たら明日、帰るんです。 さすがにこのまま何も持たずに帰国はできないので、やらなくてはいけないのですが、 どうにも気持ちが落ち着かなくてこれを書いています。     逆に、それだけ居心地が良くなった、今の居場所!   でもそう考えると、今アメリカでは随分と気楽に、 そして自由に生きられているんだなーと思いました。   家で働くことを応援してくれるママ友がたくさんいる。 一緒に仲間としてやりたいと言ってくれて、朝から晩まで一緒に過ごしてくれる仲間がいる。   なんて幸せなんだろう、と昨日ふと思いました。 夏休みが始まっていますが、毎日どこかで遊びたい、誰かと遊びたいとこうるさい4歳息子ハルともう魔の2歳児に突入している1歳娘リコがいるので、なかなか仕事は思うようにできないのですが、一緒にやってくれる仲間&その子供達のおかげで毎日賑やかです。   そして楽しい。明日からみんなとしばらく会えないかと思うとちょっと寂しいです。     好きな人と生きて何が悪い!   日本の美味しいものが食べたい!ずっと会えてない人たちに会いたい!そういう思いの一方で、何となく気持ちが重たいこの事実。   旦那さんは 「どうしてそんなに楽しみそうじゃないの??」 と。   理解不能のようなのですが、何でなんでしょうね。   きっと日本にいろんなしがらみを置いてきていて、それと向き合わないといけないこと、 そして本帰国のことが一気に現実味を帯びるのが嫌なのかもしれません。   そうなった時に思うのです。   「好きな場所で、好きな人と生きて何が悪い!」     少し話が変わりますが、最近やめたことがあります。 それは、息子が呼ばれた、お友達のお誕生日会で居残ること。娘も連れて行った時には仕方なく残ったり、話したいママがいれば残りますが、あとは大体ドロップオフして帰ります。   なぜなら、居心地が悪いから! 2時間も子供を横目に普段会いもしないママ達と話すことは私はありません・・・。   日本だったら許されないような気がします。 でもこちらはその選択肢だって、ありなんです。 別にしたくないことはあえてしなくていい、そういう文化は本当にストレスが少ないなーと思います。 2時間、誰と話そう?と必死に探すよりも、 子供がいない間に買い物をすませる。 カフェで仕事する。 よっぽどこちらの方が生産的です。 誰も咎める人はいません。(ま、正確には息子には文句を言われますが・・・)   そしてママ友。   大好きなみんなとだけ付き合えばいい。 応援してくれる人とだけ会えばいい。   これって、よく考えたら普通ですよね?   あえて自分を理解しようとしない人と本当は会わなくてもいいんです。 自分が苦手だなーと思う人と付き合う必要もないんです。   でも、日本だとそうもいかない。   不思議ですよね。狭いからなのでしょうか。 それとも、私だけ・・・?     「選ぶ」ことの基準、そして必要な力。   それでも、今のように考えられるようになったのは、 少しでも自分の意思で仕事をするようになり、稼げるようになったからだと思います。   自分で稼いでいる、自分の力で何かをしようとしている、それが自信となり、自分の心を支えるのです。 始める前の自分は、 「前に働いていた会社に正社員で戻ってはダメと言われたらどうしよう」 「他の人に嫌われたらどうしよう」 「こんなに散らかっている家を片付けられない、ダメ主婦」   そんなネガティブな不安だらけで、誰にでも、自分にすらおべっかを使っていた気がします。   でも今は、もちろん毎日必死ではありますが、少なくとも自分に正直に生きてもいいんだ、 そういう心は持てるようになった気がします。 「自分で稼ぐから、前の会社の仕事は自分がやりたくてやるんだ」 「自分が興味ない人に嫌われて何が問題がある?」 「散らかってる?クリーナーさんに手伝ってもらえばいい」   とても前向きになれました。   でも、が続きますが、でも。 日本ではまだまだきっとこういう考え方や、自分自身が浮いてしまう。 受け入れてもらえない気がする、今そんな気持ちと戦っております。   本帰国の時はさらに、もっと、戦うんでしょうね。 本帰国の後に、またアメリカに戻ってこられるように。 自分の好きな場所で、好きな人と自由に過ごせるように。 まずは稼ぐ!我が家はそこからです。   さて、ドキドキ帰国!どうなることやら! とりあえず、荷造り、始めます。   3年ぶりにみんなと会うということで、色々とお土産を試行錯誤したので、 それも次の記事で書きたいと思います! また、事務的なことですが、ビザ更新でも地味に写真が必要だったりなんだりしたので、 そのこともまとめたいと思っています。   シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/   First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。   記事に対するコメントやお問い合わせもお待ちしておりますのでいつでもご連絡ください。 駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • Classroom at kindergarten

    アメリカで4歳の息子がキンダーガーデンに行く準備が始まった 後編~駐妻の憂鬱

      こんにちは、かさまりです。   前回の記事では、キンダーガーデンの情報の集め方や、登録、合同説明会について書きました。 ここでは学校見学、そしてドキドキのスクリーニングテストについて書こうと思います! さて、合同説明が一通り終わったら、今度は学校見学ツアーです。 私もアメリカに住んでいましたが、幼稚園と小学校が繋がった私立に通っていたので、公立の学校は初体験です。   私の大好きだったテレビドラマ、Gleeの世界に入り込んだような感じで、廊下に上の学年の子供たちはロッカーがあり、カフェテリアがあり、大きな講堂があり。内心大興奮のツアーでした。     カフェテリア事情~お金は持っていくの?~   さて、日本の小学校では普通はない、このカフェテリア。 どうなっているのか説明してくれました。 子供たちはお弁当を持ってきてもいいし、食堂で購入(バイランチ)をしてもいいそうです。   お金はあらかじめプリペイドのカードを親が持たせ、それでピっと支払い、 現代的ですね。 1食2ドル程度のようです。 Warm LunchとCold Lunchがあって、曜日ごとにだいたいメニューが決まってます。ランチ以外にもチップスやアイスが売られていました。   曜日によってバイランチしても、お弁当にしても良いようで、組み合わせ自由だそうです。   「でもチップスやアイスが売っていたらそればかり食べるのでは?」   私もそう思いましたが、さすがIT現代。   プリペイドのカードには全て情報が集約されていて、食堂のおばちゃんはそのカードをスキャンすると、ママたちからの情報を取得することができるようです。 ですので、「今週はもうチップスなし!」とメモを入れておくと、おばちゃんがチップスを売ってくれない仕組みなのです!!!   面白いですねー!   まだ使っていないのですが、お弁当作りが苦手な私はどれくらいハルがバイランチのメニューを食べられるか、今から楽しみです。     図書室とパソコンルーム   さて、もう一つ楽しそうな部屋がありました。 それは、パソコンルーム。   なんとキンダーガーデンから小さなプロジェクトを始めるようで、パワーポイントで動く何かを作る、などというのをやるようです。 この部屋は図書室の奥にあり、パソコンがずらりと並んでいて子供たちが真剣にやっていました。 「うちの子供、ipad慣れしすぎてマウスが使えないのですが・・・」 という質問が飛んでいましたが、キンダーガーデンの最初のパソコンの授業ではこのマウスの使い方から入るそうです。   日本の小学校は、いまではどんな感じなのでしょうかね?     幼稚園と小学校の合いの子のクラスルーム   さて、最後はクラスルームに案内されました。 キンダーガーデンとはいえ、小学校の敷地内にあるクラスルーム。 どんな感じなのだろう?と思ったら、雰囲気としては幼稚園と小学校の教室の合いの子、という感じでした。   でも日本の小学校とは違い、机はいつも給食の時のような、グループの形。 向かい合って勉強しています。 席替えは月に一回行うそうです。   ちなみに、クラスルームは先生と紐づいていて、この先生のクラスはこの教室、と決まっているようです。   奥にはipadとパソコンが並んだスペース。 あとは本を読むスペース、みんなで集まるサークルタイムを行うスペース、 となっていました。   とてもカラフルな教室で、来るだけでわくわくするような色使いでした!     ドキドキのスクリーニングテスト   さて、5月下旬。いよいよ息子ハルのスクリーニングテストの日。 このスクリーニングテストでは、先生たちと全生徒が会って、 今のいろいろなことのスキルを見てクラスの生徒のバランスを見ること、 そして英語の補助=ENLがどれくらい必要か、というのを見られます。   さすが移民の国、アメリカですね。 両親が英語ネイティブではない家庭向けに、英語の補助授業が予めプログラムとして用意されているんです。   息子が通う予定のキンダーガーデンではENLの段階はいくつかあるようなのですが、大きく分けてビギナーズとアドバンスド。 ビギナーズは、授業時間に別のENL専門の先生と別の教室で授業を受ける、 アドバンスドでは、別の教室には行かずにENLの先生の補助を受けて現地の子達と一緒に授業を受ける、 という感じのようです。 (ここはまだ実際に受けていないので違うかもしれませんが、説明を聞いて理解したざっくりとしたイメージです)   さて、このためのテスト、何があって、どれくらいの時間がかかるのか皆目検討つかずに行ったのですが、息子の場合は5名くらいの子供達が一緒に1時間くらい先生たちと過ごす、という手法でした。   親は別の空間でPTAの方から年間の行事の説明や質問タイム。   実は、私は勝手に15分くらいで、個別にやるのかと思っていたので、1歳のリコを連れて行ったのですが、それはそれは大変でした・・・。 飲まれていないコーヒーのKカップをゴミ箱に捨てたり、床に落書きしたり、置いてあるマットによじ登ったり・・・ですので、どのような面談なのか、事前に聞いて必要ならば下のお子さんはどこかに預けられるようにすることをお勧めします・・・。   その場でテストの結果は教えてもらえず、夏休みにクラス分けとともに郵送にて送られて来るようです。   ハルに聞いたら、はさみを使ったり、番号を言ったり、色を言ったり、先生の話が理解できるのか、みたいなことをやったようです。   さて結果はどうでしょうかね? おそらくビギナーズ(別教室でのENL)かと思いますが! 他のすでにキンダーガーデンに行っているお友だちは、どんどん英語が話せるようになっているので、楽しみにしています♪   このようにENLという仕組みがしっかりあって、授業についていけるように補習をしてくれるのは本当にありがたいですね。   セナで英語の授業を受けるようになって、子供の英語レベルに合わせて授業をしてくれるありがたさを痛感しているところなので、それが日常として組み込まれているのはとてもいいことだし、本人のレベルでちゃんとやってくれるのは本人の劣等感を最小限にする方法であるとも思いました。     大量にある、学校のイベント、ボランティア   ハルがテストを受けている間、私たちが受けていたのは行事の説明。 それはそれはたくさんありました・・・ 幼稚園ではそのようなイベントは校長がかなり主体的になってやってくれていたのと、 リコが小さくて夜のミーティングに参加できなくてほとんど何もできなかったのですが、 せっかくの憧れ!アメリカの小学校入学なので、少しでもできるといいなと思っています。   行事リストが渡されて、そこに名前と連絡先を書いておくと、グループ長から連絡が来てどんな感じなのか、教えてくれるようです。 最終的にその説明を聞いて参加するか決めてもいい模様だったので、私は一番盛り上がりそうな、ハロウィンとクリスマスイベントにサインして来ました!   今回はテストまでの経験を記事にしましたが、まだまだ体験していないことだらけの、未知の世界のキンダーガーデン&小学校。 完全に手探りで、私も何が何だかわかっていませんが、せっかくのまたとない初めてだらけの小学校生活、楽しみたいと思います。 9月からのキンダーガーデン生活、どんなでしょうね~?   その前にとりあえずは長い夏休み、乗り越えなくてはなりません・・・・。     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。   記事に対するコメントやお問い合わせもお待ちしておりますのでいつでもご連絡ください。 駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • Classroom at kindergarten

    アメリカで4歳の息子がキンダーガーデンに行く準備が始まった 前編~駐妻の憂鬱

      こんにちは、かさまりです。   アメリカの夏休みは6月の初めから、9月の初めまで。 丸々3ヶ月あるので、今からどうしようと毎日悩んでおります。   とりあえず、通称「ママキャンプ=ママがプロデュースするサマーキャンプ」のネタと遊んでくれる相手をいつも探しております。   さて、こちらに来た当初はまさかこんなに長くいるとは思わなかったアメリカ生活。 2歳の時に渡米した息子、ハルも気づけば8月には5歳。6月にプリスクール(幼稚園)は卒業して9月にはキンダーガーデンに上がります。     キンダーガーデン(Kindergarten)ってなに??   キンダーガーデンはアメリカにおいて義務教育の始まりです。一般的なアメリカの子供は、小学校に上がる前の準備期間として、プリスクール(PreSchool:日本で言う幼稚園)を卒業してキンダーガーデンに通います。 公立のキンダーは、基本的に小学校と同じ建物に併設されています。 通う年齢は子供の成長に応じてずらしたり延ばしたりすることも可能なようですが、一般的には日本で言うところの幼稚園年中さんの途中(9月)から年長さんの途中(6月)までです。     どこのキンダーガーデン・小学校に行くの?   日本の東京が、区によって違いが出てきているように、アメリカでも住む地区によってキンダーガーデン、小学校の割り振りの仕方が異なります。 お隣の地区はどこのキンダーガーデンに行くかについて、希望が出せる希望制、私たちの地区はゾーン制と言って、住んでいる地区によって行けるキンダーガーデン、小学校が決まっています。   ちなみに、小学校から高校まで、アメリカの公立は全てレートがつけられていて、不動産の価値も決めるくらい重要なものです。 現地の物件情報サイトに行くと、その地区の小学校から高校までのレートが見られますし、こちらのサイトでも確認できます。 http://www.greatschools.org/     もしこれから引っ越される予定のある方は確認すると良いかもしれません。   自分のお子さんが入る可能性のある小学校のレートはもちろん、他にも見るといいかなと思うのが、ハイスクールのレート。小さいお子さんがいらっしゃる方は関係ないと思われるかもしれませんが、意外とその地区の雰囲気を左右したりしますので、一つの目安として見るといいでしょう。     どうやってキンダーガーデンと連絡を取るの?   通う予定のキンダーガーデンと同じ地区の幼稚園に行っている場合、 次にキンダーガーデンに行くお子さんがいるということを幼稚園から連絡してくれて、キンダーガーデンの案内が来ることが多いようです。   次に、すでにキンダーガーデン、小学校にすでに通っている人からのクチコミによる案内送付。12月から1月ごろに、「次にキンダーガーデンに上がる知り合いはいないか?」と聞かれるようです。   私はたまたま隣の地区の幼稚園に行っており、その時期に家族で旅行に行っており、周りから忘れられていたので、3月の時点でキンダーガーデンに登録されておりませんでした。   これはまずい!ということでキンダーガーデンに電話して、登録用の資料一式を送ってもらいました。 (こういうケースでも快くやってくれるので、引っ越してきたばかりの方もご安心を!一般的には3月に登録がありますが、もちろん直前まで登録可能ですので、夏休み中に引っ越す方も引っ越してきたら最寄りのキンダーガーデンに連絡すれば大丈夫です。)   登録資料には、本人の情報、家族の情報、などおそらく日本の小学校でも聞かれることを書いていきます。 違う点といえば、「母国語は何か?」と聞かれる用紙があること。 その際に英語のレベルと母国語のレベルについて聞かれます。 これを元に、ENL(旧ESL。English New Languageの略)のクラスを受ける必要があるかどうかを判断するテストを本格的に受ける必要があるか、ということを見るようです。     登録後は人事と面談!   登録した後は、まずは保護者が人事の方と面談があり、 その際に合同説明会と、ENLのためのスクリーニングテストがある旨が伝えられます。   合同説明会は基本的には親のみ(でも連れてきている人もいました)、テストは子供と親で行きます。   最初の人事との面談は15分ほどのあっさりとしたもので、主に上記の説明の他に、9月までに健康診断と歯科検診に行って結果を出せるようにしておくことを言われます。   ここで驚きだったのが、校長への嘆願書についての説明があったこと。 何か、お願いや疑問、不安などがあれば、直接校長にメールにて伝えていい旨を言われます。   例えばクラスの構成についてなど、採用されるかどうかはわかりませんが、希望を出していいというのです。日本人がなるべく多いクラスにして欲しいとか、そういうことですね。 聞いてもらえる保証はないですが、そのように意見を伝えられる場があるのはいいですよね。     いざ、合同説明会へ!!   3月下旬の面談ののち、ハルの学校では5月の初めに校長や保健室の先生、そしてキンダーガーデン担当の先生との顔合わせの説明会がありました。   私たちの学区では、先生は「学年付き」です。 つまり、キンダーガーデンの先生はずっとキンダーガーデンの先生です。 日本だとクラスの担任って、1、2年で同じ先生、クラス替えのタイミングで先生も入れ替えではありませんでしたか? 私の学校は少なくともそうでした。 ですので、この学年に紐づいた先生、というのは面白いなーと思いました。   今年、1人退官されるそうなのですが、同じ学区のキンダーガーデンの先生が来る、と言っていました。つまり学校の中で補填されるのではなく、キンダーガーデン専門の先生を学区の中で探すのだそうです。   これはキンダーガーデンだけでなく、他の学年も同じのようで、同じく人数が増えすぎてクラスが増える学年は、やはりその学年担当の先生を探すとのこと。   私たちの地区の考え方は、クラスの担当、というより、学年の担当、ということで、キンダーガーデンで習うべきことを専門に特化して教える先生、という考え方のようです。   先生が毎年変わるのは少し寂しい気もしますが、言ってみれば小学校に上がる前の子供達の専門家。安心して任せられる感じがします。   さて、こちらで一通りの説明を受けた後、小さなグループに分かれて学校の中の見学ツアーをいたしました。 と、長くなってきたので、この続きは後編で!       First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。   記事に対するコメントやお問い合わせもお待ちしておりますのでいつでもご連絡ください。 駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • 3年ぶりの日本一時帰国を前にドキドキする~駐妻の憂鬱

      こんにちは、かさまりです。   実は、明日から日本にビザ更新のために一時帰国します! 2014年9月に渡米してから約3年、初めての帰国です。     帰りたいか?帰りたくないか?   私は旦那さんにくっついてL2ビザというビザできているので、3年で更新というのは決まっておりました。 なので、どんなに遅くても3年経ったら1回は日本へ帰れる。   でも一方で旦那さんはいつ帰国辞令が出てもおかしくない身の上。 通常会社的に3年というのが一区切りだし、何より旦那さんのポジションはもともと1年で帰国するポジションでした。 今までも何人も日本に帰る人を見送って来ました。 そんな中で神様が強烈な私の願いを叶えて来てくれて、ここまでアメリカに残れているので、 日本に一時帰国したいと思ってないわけではないのですが、 それよりもアメリカに残りたい! という方に気持ちが行っていて、日本に一時的に帰るというのは何となく自分的に遠い話でした。   そしてもろもろ他の人事異動があったようで、2週間前に確定した帰国日。   一気に、一時帰国が現実として押し寄せてきました。   まず向こうで誰に会うのか? お土産は? スケジュールは? どこに泊まるんだ? わーわーわーわーやっていたら、いつの間にか前日。   何とかお土産は買ったものの、まだトランクは空っぽ・・・。   そしてそのプロセスの中で、考えたんです。   「私、本当に帰国したいのかな?」   確かにどんどん歳をとって、 まだこちらで生まれたリコにもあってもらっていない祖母達 (子ども達にとってはひいおばあちゃん。ラッキーなことに全員元気です!) に曾孫をぜひ会わせたい!   でもそれ以外は・・・? お土産を買っていて、そして遅々として進まない自分の準備を振り返って、ふと思ったのです。     3年ぶりに会うって、ちょっと怖い   正直に言います。 私は3年ぶりの帰国、相当怖いです。 3年間会っていなかった人たちと会う。   価値観がすごくずれてて、空気の読めない発言ばかりしたらどうしよう。   自分で始めた色々なことを話すのか、話さないのか。   受け入れられない人もたくさんいるでしょう。   受け入れられないことに立ち向かうって、私的には勇気がいることです。 かといって、今の自分を隠しきれない気もします。   だからお土産だけは気合を入れて足りなくならないようにトランクに詰めてあります。 (でもお土産だけでトランク1個分、しかも重さがすでに重量オーバー! これから調節しなくてはなりません・・・)   それ以外の帰国準備が遅々として進まず、気づけば前夜。 今日1日寝たら明日、帰るんです。 さすがにこのまま何も持たずに帰国はできないので、やらなくてはいけないのですが、 どうにも気持ちが落ち着かなくてこれを書いています。     逆に、それだけ居心地が良くなった、今の居場所!   でもそう考えると、今アメリカでは随分と気楽に、 そして自由に生きられているんだなーと思いました。   家で働くことを応援してくれるママ友がたくさんいる。 一緒に仲間としてやりたいと言ってくれて、朝から晩まで一緒に過ごしてくれる仲間がいる。   なんて幸せなんだろう、と昨日ふと思いました。 夏休みが始まっていますが、毎日どこかで遊びたい、誰かと遊びたいとこうるさい4歳息子ハルともう魔の2歳児に突入している1歳娘リコがいるので、なかなか仕事は思うようにできないのですが、一緒にやってくれる仲間&その子供達のおかげで毎日賑やかです。   そして楽しい。明日からみんなとしばらく会えないかと思うとちょっと寂しいです。     好きな人と生きて何が悪い!   日本の美味しいものが食べたい!ずっと会えてない人たちに会いたい!そういう思いの一方で、何となく気持ちが重たいこの事実。   旦那さんは 「どうしてそんなに楽しみそうじゃないの??」 と。   理解不能のようなのですが、何でなんでしょうね。   きっと日本にいろんなしがらみを置いてきていて、それと向き合わないといけないこと、 そして本帰国のことが一気に現実味を帯びるのが嫌なのかもしれません。   そうなった時に思うのです。   「好きな場所で、好きな人と生きて何が悪い!」     少し話が変わりますが、最近やめたことがあります。 それは、息子が呼ばれた、お友達のお誕生日会で居残ること。娘も連れて行った時には仕方なく残ったり、話したいママがいれば残りますが、あとは大体ドロップオフして帰ります。   なぜなら、居心地が悪いから! 2時間も子供を横目に普段会いもしないママ達と話すことは私はありません・・・。   日本だったら許されないような気がします。 でもこちらはその選択肢だって、ありなんです。 別にしたくないことはあえてしなくていい、そういう文化は本当にストレスが少ないなーと思います。 2時間、誰と話そう?と必死に探すよりも、 子供がいない間に買い物をすませる。 カフェで仕事する。 よっぽどこちらの方が生産的です。 誰も咎める人はいません。(ま、正確には息子には文句を言われますが・・・)   そしてママ友。   大好きなみんなとだけ付き合えばいい。 応援してくれる人とだけ会えばいい。   これって、よく考えたら普通ですよね?   あえて自分を理解しようとしない人と本当は会わなくてもいいんです。 自分が苦手だなーと思う人と付き合う必要もないんです。   でも、日本だとそうもいかない。   不思議ですよね。狭いからなのでしょうか。 それとも、私だけ・・・?     「選ぶ」ことの基準、そして必要な力。   それでも、今のように考えられるようになったのは、 少しでも自分の意思で仕事をするようになり、稼げるようになったからだと思います。   自分で稼いでいる、自分の力で何かをしようとしている、それが自信となり、自分の心を支えるのです。 始める前の自分は、 「前に働いていた会社に正社員で戻ってはダメと言われたらどうしよう」 「他の人に嫌われたらどうしよう」 「こんなに散らかっている家を片付けられない、ダメ主婦」   そんなネガティブな不安だらけで、誰にでも、自分にすらおべっかを使っていた気がします。   でも今は、もちろん毎日必死ではありますが、少なくとも自分に正直に生きてもいいんだ、 そういう心は持てるようになった気がします。 「自分で稼ぐから、前の会社の仕事は自分がやりたくてやるんだ」 「自分が興味ない人に嫌われて何が問題がある?」 「散らかってる?クリーナーさんに手伝ってもらえばいい」   とても前向きになれました。   でも、が続きますが、でも。 日本ではまだまだきっとこういう考え方や、自分自身が浮いてしまう。 受け入れてもらえない気がする、今そんな気持ちと戦っております。   本帰国の時はさらに、もっと、戦うんでしょうね。 本帰国の後に、またアメリカに戻ってこられるように。 自分の好きな場所で、好きな人と自由に過ごせるように。 まずは稼ぐ!我が家はそこからです。   さて、ドキドキ帰国!どうなることやら! とりあえず、荷造り、始めます。   3年ぶりにみんなと会うということで、色々とお土産を試行錯誤したので、 それも次の記事で書きたいと思います! また、事務的なことですが、ビザ更新でも地味に写真が必要だったりなんだりしたので、 そのこともまとめたいと思っています。   シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/   First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。   記事に対するコメントやお問い合わせもお待ちしておりますのでいつでもご連絡ください。 駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • アメリカで4歳の息子がキンダーガーデンに行く準備が始まった 後編~駐妻の憂鬱

      こんにちは、かさまりです。   前回の記事では、キンダーガーデンの情報の集め方や、登録、合同説明会について書きました。 ここでは学校見学、そしてドキドキのスクリーニングテストについて書こうと思います! さて、合同説明が一通り終わったら、今度は学校見学ツアーです。 私もアメリカに住んでいましたが、幼稚園と小学校が繋がった私立に通っていたので、公立の学校は初体験です。   私の大好きだったテレビドラマ、Gleeの世界に入り込んだような感じで、廊下に上の学年の子供たちはロッカーがあり、カフェテリアがあり、大きな講堂があり。内心大興奮のツアーでした。     カフェテリア事情~お金は持っていくの?~   さて、日本の小学校では普通はない、このカフェテリア。 どうなっているのか説明してくれました。 子供たちはお弁当を持ってきてもいいし、食堂で購入(バイランチ)をしてもいいそうです。   お金はあらかじめプリペイドのカードを親が持たせ、それでピっと支払い、 現代的ですね。 1食2ドル程度のようです。 Warm LunchとCold Lunchがあって、曜日ごとにだいたいメニューが決まってます。ランチ以外にもチップスやアイスが売られていました。   曜日によってバイランチしても、お弁当にしても良いようで、組み合わせ自由だそうです。   「でもチップスやアイスが売っていたらそればかり食べるのでは?」   私もそう思いましたが、さすがIT現代。   プリペイドのカードには全て情報が集約されていて、食堂のおばちゃんはそのカードをスキャンすると、ママたちからの情報を取得することができるようです。 ですので、「今週はもうチップスなし!」とメモを入れておくと、おばちゃんがチップスを売ってくれない仕組みなのです!!!   面白いですねー!   まだ使っていないのですが、お弁当作りが苦手な私はどれくらいハルがバイランチのメニューを食べられるか、今から楽しみです。     図書室とパソコンルーム   さて、もう一つ楽しそうな部屋がありました。 それは、パソコンルーム。   なんとキンダーガーデンから小さなプロジェクトを始めるようで、パワーポイントで動く何かを作る、などというのをやるようです。 この部屋は図書室の奥にあり、パソコンがずらりと並んでいて子供たちが真剣にやっていました。 「うちの子供、ipad慣れしすぎてマウスが使えないのですが・・・」 という質問が飛んでいましたが、キンダーガーデンの最初のパソコンの授業ではこのマウスの使い方から入るそうです。   日本の小学校は、いまではどんな感じなのでしょうかね?     幼稚園と小学校の合いの子のクラスルーム   さて、最後はクラスルームに案内されました。 キンダーガーデンとはいえ、小学校の敷地内にあるクラスルーム。 どんな感じなのだろう?と思ったら、雰囲気としては幼稚園と小学校の教室の合いの子、という感じでした。   でも日本の小学校とは違い、机はいつも給食の時のような、グループの形。 向かい合って勉強しています。 席替えは月に一回行うそうです。   ちなみに、クラスルームは先生と紐づいていて、この先生のクラスはこの教室、と決まっているようです。   奥にはipadとパソコンが並んだスペース。 あとは本を読むスペース、みんなで集まるサークルタイムを行うスペース、 となっていました。   とてもカラフルな教室で、来るだけでわくわくするような色使いでした!     ドキドキのスクリーニングテスト   さて、5月下旬。いよいよ息子ハルのスクリーニングテストの日。 このスクリーニングテストでは、先生たちと全生徒が会って、 今のいろいろなことのスキルを見てクラスの生徒のバランスを見ること、 そして英語の補助=ENLがどれくらい必要か、というのを見られます。   さすが移民の国、アメリカですね。 両親が英語ネイティブではない家庭向けに、英語の補助授業が予めプログラムとして用意されているんです。   息子が通う予定のキンダーガーデンではENLの段階はいくつかあるようなのですが、大きく分けてビギナーズとアドバンスド。 ビギナーズは、授業時間に別のENL専門の先生と別の教室で授業を受ける、 アドバンスドでは、別の教室には行かずにENLの先生の補助を受けて現地の子達と一緒に授業を受ける、 という感じのようです。 (ここはまだ実際に受けていないので違うかもしれませんが、説明を聞いて理解したざっくりとしたイメージです)   さて、このためのテスト、何があって、どれくらいの時間がかかるのか皆目検討つかずに行ったのですが、息子の場合は5名くらいの子供達が一緒に1時間くらい先生たちと過ごす、という手法でした。   親は別の空間でPTAの方から年間の行事の説明や質問タイム。   実は、私は勝手に15分くらいで、個別にやるのかと思っていたので、1歳のリコを連れて行ったのですが、それはそれは大変でした・・・。 飲まれていないコーヒーのKカップをゴミ箱に捨てたり、床に落書きしたり、置いてあるマットによじ登ったり・・・ですので、どのような面談なのか、事前に聞いて必要ならば下のお子さんはどこかに預けられるようにすることをお勧めします・・・。   その場でテストの結果は教えてもらえず、夏休みにクラス分けとともに郵送にて送られて来るようです。   ハルに聞いたら、はさみを使ったり、番号を言ったり、色を言ったり、先生の話が理解できるのか、みたいなことをやったようです。   さて結果はどうでしょうかね? おそらくビギナーズ(別教室でのENL)かと思いますが! 他のすでにキンダーガーデンに行っているお友だちは、どんどん英語が話せるようになっているので、楽しみにしています♪   このようにENLという仕組みがしっかりあって、授業についていけるように補習をしてくれるのは本当にありがたいですね。   セナで英語の授業を受けるようになって、子供の英語レベルに合わせて授業をしてくれるありがたさを痛感しているところなので、それが日常として組み込まれているのはとてもいいことだし、本人のレベルでちゃんとやってくれるのは本人の劣等感を最小限にする方法であるとも思いました。     大量にある、学校のイベント、ボランティア   ハルがテストを受けている間、私たちが受けていたのは行事の説明。 それはそれはたくさんありました・・・ 幼稚園ではそのようなイベントは校長がかなり主体的になってやってくれていたのと、 リコが小さくて夜のミーティングに参加できなくてほとんど何もできなかったのですが、 せっかくの憧れ!アメリカの小学校入学なので、少しでもできるといいなと思っています。   行事リストが渡されて、そこに名前と連絡先を書いておくと、グループ長から連絡が来てどんな感じなのか、教えてくれるようです。 最終的にその説明を聞いて参加するか決めてもいい模様だったので、私は一番盛り上がりそうな、ハロウィンとクリスマスイベントにサインして来ました!   今回はテストまでの経験を記事にしましたが、まだまだ体験していないことだらけの、未知の世界のキンダーガーデン&小学校。 完全に手探りで、私も何が何だかわかっていませんが、せっかくのまたとない初めてだらけの小学校生活、楽しみたいと思います。 9月からのキンダーガーデン生活、どんなでしょうね~?   その前にとりあえずは長い夏休み、乗り越えなくてはなりません・・・・。     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。   記事に対するコメントやお問い合わせもお待ちしておりますのでいつでもご連絡ください。 駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • アメリカで4歳の息子がキンダーガーデンに行く準備が始まった 前編~駐妻の憂鬱

      こんにちは、かさまりです。   アメリカの夏休みは6月の初めから、9月の初めまで。 丸々3ヶ月あるので、今からどうしようと毎日悩んでおります。   とりあえず、通称「ママキャンプ=ママがプロデュースするサマーキャンプ」のネタと遊んでくれる相手をいつも探しております。   さて、こちらに来た当初はまさかこんなに長くいるとは思わなかったアメリカ生活。 2歳の時に渡米した息子、ハルも気づけば8月には5歳。6月にプリスクール(幼稚園)は卒業して9月にはキンダーガーデンに上がります。     キンダーガーデン(Kindergarten)ってなに??   キンダーガーデンはアメリカにおいて義務教育の始まりです。一般的なアメリカの子供は、小学校に上がる前の準備期間として、プリスクール(PreSchool:日本で言う幼稚園)を卒業してキンダーガーデンに通います。 公立のキンダーは、基本的に小学校と同じ建物に併設されています。 通う年齢は子供の成長に応じてずらしたり延ばしたりすることも可能なようですが、一般的には日本で言うところの幼稚園年中さんの途中(9月)から年長さんの途中(6月)までです。     どこのキンダーガーデン・小学校に行くの?   日本の東京が、区によって違いが出てきているように、アメリカでも住む地区によってキンダーガーデン、小学校の割り振りの仕方が異なります。 お隣の地区はどこのキンダーガーデンに行くかについて、希望が出せる希望制、私たちの地区はゾーン制と言って、住んでいる地区によって行けるキンダーガーデン、小学校が決まっています。   ちなみに、小学校から高校まで、アメリカの公立は全てレートがつけられていて、不動産の価値も決めるくらい重要なものです。 現地の物件情報サイトに行くと、その地区の小学校から高校までのレートが見られますし、こちらのサイトでも確認できます。 http://www.greatschools.org/     もしこれから引っ越される予定のある方は確認すると良いかもしれません。   自分のお子さんが入る可能性のある小学校のレートはもちろん、他にも見るといいかなと思うのが、ハイスクールのレート。小さいお子さんがいらっしゃる方は関係ないと思われるかもしれませんが、意外とその地区の雰囲気を左右したりしますので、一つの目安として見るといいでしょう。     どうやってキンダーガーデンと連絡を取るの?   通う予定のキンダーガーデンと同じ地区の幼稚園に行っている場合、 次にキンダーガーデンに行くお子さんがいるということを幼稚園から連絡してくれて、キンダーガーデンの案内が来ることが多いようです。   次に、すでにキンダーガーデン、小学校にすでに通っている人からのクチコミによる案内送付。12月から1月ごろに、「次にキンダーガーデンに上がる知り合いはいないか?」と聞かれるようです。   私はたまたま隣の地区の幼稚園に行っており、その時期に家族で旅行に行っており、周りから忘れられていたので、3月の時点でキンダーガーデンに登録されておりませんでした。   これはまずい!ということでキンダーガーデンに電話して、登録用の資料一式を送ってもらいました。 (こういうケースでも快くやってくれるので、引っ越してきたばかりの方もご安心を!一般的には3月に登録がありますが、もちろん直前まで登録可能ですので、夏休み中に引っ越す方も引っ越してきたら最寄りのキンダーガーデンに連絡すれば大丈夫です。)   登録資料には、本人の情報、家族の情報、などおそらく日本の小学校でも聞かれることを書いていきます。 違う点といえば、「母国語は何か?」と聞かれる用紙があること。 その際に英語のレベルと母国語のレベルについて聞かれます。 これを元に、ENL(旧ESL。English New Languageの略)のクラスを受ける必要があるかどうかを判断するテストを本格的に受ける必要があるか、ということを見るようです。     登録後は人事と面談!   登録した後は、まずは保護者が人事の方と面談があり、 その際に合同説明会と、ENLのためのスクリーニングテストがある旨が伝えられます。   合同説明会は基本的には親のみ(でも連れてきている人もいました)、テストは子供と親で行きます。   最初の人事との面談は15分ほどのあっさりとしたもので、主に上記の説明の他に、9月までに健康診断と歯科検診に行って結果を出せるようにしておくことを言われます。   ここで驚きだったのが、校長への嘆願書についての説明があったこと。 何か、お願いや疑問、不安などがあれば、直接校長にメールにて伝えていい旨を言われます。   例えばクラスの構成についてなど、採用されるかどうかはわかりませんが、希望を出していいというのです。日本人がなるべく多いクラスにして欲しいとか、そういうことですね。 聞いてもらえる保証はないですが、そのように意見を伝えられる場があるのはいいですよね。     いざ、合同説明会へ!!   3月下旬の面談ののち、ハルの学校では5月の初めに校長や保健室の先生、そしてキンダーガーデン担当の先生との顔合わせの説明会がありました。   私たちの学区では、先生は「学年付き」です。 つまり、キンダーガーデンの先生はずっとキンダーガーデンの先生です。 日本だとクラスの担任って、1、2年で同じ先生、クラス替えのタイミングで先生も入れ替えではありませんでしたか? 私の学校は少なくともそうでした。 ですので、この学年に紐づいた先生、というのは面白いなーと思いました。   今年、1人退官されるそうなのですが、同じ学区のキンダーガーデンの先生が来る、と言っていました。つまり学校の中で補填されるのではなく、キンダーガーデン専門の先生を学区の中で探すのだそうです。   これはキンダーガーデンだけでなく、他の学年も同じのようで、同じく人数が増えすぎてクラスが増える学年は、やはりその学年担当の先生を探すとのこと。   私たちの地区の考え方は、クラスの担当、というより、学年の担当、ということで、キンダーガーデンで習うべきことを専門に特化して教える先生、という考え方のようです。   先生が毎年変わるのは少し寂しい気もしますが、言ってみれば小学校に上がる前の子供達の専門家。安心して任せられる感じがします。   さて、こちらで一通りの説明を受けた後、小さなグループに分かれて学校の中の見学ツアーをいたしました。 と、長くなってきたので、この続きは後編で!       First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。   記事に対するコメントやお問い合わせもお待ちしておりますのでいつでもご連絡ください。 駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る