こんにちは、かさまりです。
バージニアからニューヨークへ引っ越してきたのがいまから1年前くらいですが、こちらニューヨークに来て日本人ママの多くから教えてもらい、私もすぐに行きたい!と思ったのが、アンティークの街、フィラデルフィアにあるアダムスタウン!!
バージニアからもニューヨークからと同じくらいの時間で行けるので、もっと早くに行っておけばよかった!?というくらい、少しでも食器や、カントリーテイストのものが好きならキラキラする場所です。
もともとすこーしだけお皿が好きで、よく北海道の小樽に行っては1枚ずつ買い足したり、ビール工場でお気に入りのグラスを買ったりしていました。食器類はかさばりますが、洋服と違って割りさえしなければ洗濯してよれたりすることもないし、サイズが変わることもない。そう気づいてからお気に入りのものを少しずつ集めています。
とはいえ、子供が1歳と4歳なので、メラミン素材のものと使い分けてますけどね!
ちなみに、メラミン素材だけど可愛いものを売っているお店はこちら、アンソロポロジーとSur La Table。これらは割れないのに可愛い!子供がいるご家庭にオススメのお店たちです。
話が逸れました。
アダムスタウン、どんな人たちがあつまる?
アメリカの方だと、アンティークに興味があるのはご高齢のご夫婦が多いです。小さい子連れのアメリカ人はほぼ皆無。たまーにアメリカ人の若いカップルがお店に入ると、
「あなたはまだ若いから良さがわからないかもね〜」
とディーラーさんがニヤニヤしながら言っているのが漏れ聞こえてきたくらいです!
しかし、それに比べると日本人は、30、40代くらいの若い世代から女性がこぞってアンティークに向かいます。
主に食器ですね。ファイアーキングとか、キャンドルウィックとか、有名なメーカーでなくても素敵なものがたくさんあります。
しかも、日本で買うより安くて、お得な掘り出し物がたくさんあります。
ご自宅に遊びに行って、「(素敵な食器だな〜)」と思って見ているとだいたいアダムスタウンで手に入れたもの。
今回、行った際に店員さんから聞いたところによると、日本人観光客のツアーバスも来るとのこと。アンティークのお店をめぐるツアーで、1日かけて数店舗回るようです。すごいですね!
そんな日本人に大人気のアンティークの街、『アダムスタウン(Adamstown)』にこの週末行って来ました!
実は今回の訪問で4回目。子連れには正直、割るんじゃないかとヒヤヒヤするところもあって大変なのですが、買ったものを持って帰ってきた時の幸せ感!
やめられません笑
アダムスタウンはニューヨークから車で約3時間。フィラデルフィアの中心部から西に車で1時間ほどのところにあります。
普段はアダムスタウンの入り口にあり、もっとも有名な1箇所しか行かないのですが、今回はいつものお店で他のオススメも聞いて、街の中にある4つのお店を回って来ましたのでそれぞれのお店の特徴をお伝えします。
アダムスタウンといえばまずここ!バスツアーも来る定番スポット パイン・ヒルズ・アンティーク・モール(Pine Hills Antique Mall)
222のフリーウェイを降りてすぐのところにあります。
初めて来てそれほど時間がない方はここだけ立ち寄れば、十分でしょう。
日本の方が好きなアンティーク食器が所狭しと並んでいて、見ているだけでもわくわくします。
値段はもちろんピンキリですが、素敵な絵が描いてあるお皿がわずか数ドルで買えるものもあり、普段使いをしてもいいかなと思えるお値段ですよね。
お店の中は小さな区画に分かれていて、それぞれの区画をそれぞれのバイヤーさんが仕入れて来たものを陳列してあるスタイルです。
まったく同じファイアーキングでも、区画によって値段が違ったり、状態が違ったりします。
ですので、お店の中をくまなく見て回って、同じメーカーの製品でもこれが1番安いとか、1番状態がいいとか、探すのがポイントであり、楽しみでもあります。
私が今回ゲットしたのは、キャンドルウィックのタンブラーとデザートワイングラス。友人の家でみて本当に素敵で、欲しいなーと思っていたお品。
これがかなりのお値打ち価格で出てました!しかも1ブースだけ。
これは運命の出会いだろうと、ゲットしました♪
が、買った商品の写真が写真が実はないんです・・・・この顛末はまた後ほど!
カテゴリーごとに分かれていて親切!キッチン系、家電系が比較的充実 マッド・ハンター・アンティーク・モール(Mad Hatter Antique Mall)
2番目に訪れたのがここ。先ほどのパイン・ヒルズよりもお店が大きくて種類も豊富です。
ここは、例えば食器なら食器、おもちゃならおもちゃと、ある程度カテゴリに分かれて商品が陳列してあるのでわかりやすいのが特徴です。
どちらかというとキッチン系が多い印象でした。アンティークのキッチン家電や種類豊富な食器には驚きでした!
さらにカメラや古いレコードなども置いてあり、いろいろな種類の品物を見ることができる楽しさがあります。
でも、キャンドルウィックやファイヤーキングなど、お目当の食器がある人にはやや物足りないかも・・・
1つの棚にわーっと入っていて見やすいのですが、お店を巡って探して楽しむ、という感じではないので、掘り出し物を見つけたー!という喜びはやや少ない気がします。
逆に、ブラブラとどんなものがあるのか、なんとなく見たい、という方にはオススメかもしれません。
こんなものも売ってるんだ!というものがカテゴリーごとに並んでいて見応えがあります。
実はトイレの看板の左側がトイレなのですが、右側にさらにもう1スペースありました。
(1歳の娘に携帯を取られて写真がないのが残念なのですが・・・)
ここにはなんと使われなくなった銃、そしてなぜか着物調の洋服もありました。
現役で使えるレトロなトースター、電話、アイロンなどもあって、カントリー風にお家を統一したい方にはぴったりなんだろうなーと眺めていました。
見るだけでも楽しいので、このトイレの奥のスペース、お忘れなく!休憩室がある廊下の先にあるので、ためらわずにズンズンと進んでくださいね。
家具中心、ディープなアンティーク世界 アダムスタウン・アンティーク・モール(Adamstown Antique Mall)
ここは、小物もありますがアンティーク家具をメインにしているお店のようで、ちょっと写真には写っていないのですが、お店の外にたくさんの家具が並んでいます。
単に古いものもたくさんあって、どれがお値打ちものなのか素人にはさっぱりでした。玄人向けかなと思います。。。
ただ、実は大学時代から妊娠するまで、英語劇をやっていた私。そこで戦前の物語をやることもあったのですが、その当時使われていたと思われるものがたくさんあり、自分で飾ったり使ったりすることは正直ないものの、見ていてとても楽しかったです。
古いローラースケートや、足踏みのミシン、初期のメイソンジャー、古い木製のバットやミット。
確かにかなりの”ガラクタ”なのですが、もしまた演劇をする機会があれば、是非とも小道具として使いたい代物がたくさんありました。
アンティークの総合百貨店!提案型ディスプレイも心をくすぐる ジャーマン・トレーディング・ポスト(German Trading Post)
最後にもう1軒。
ここも大きなお店で、鉄道模型や、古い本、人形、カメラ、あと大リーグの選手のプロマイドカードまで、今回行った4件の中で1番幅広くジャンルの商品が置いてありました。
ここは最後に行って、正直ハルとリコが飽きてしまって大変だったので写真があまりないのですが、入り口付近はカテゴリーごとにショーウィンドウに入っていて、奥に進むとディーラーごとのブースとなっていました。
ディーラーごとに提案型ディスプレイをしていて、
ラブリーなレースやピンクテイストでまとめたディーラーや、
カゴなどをたくさん飾っているカントリー風ディーラー、
レコードを綺麗に並べているディーラーなど
個性があって本当は一つ一つじっくり見たいくらい広くて見応えがあるところでした。
ただ、食器類は少なめでしたので、食器がお目当だったら、やはり1番最初のパインヒルがもっとも充実していた気がします。
逆に、男性も女性も楽しみたい、ということでしたらここはおすすめ。古いカメラや鉄道模型など、男性が見ていても見飽きないものがたくさんありました。
いかがでしたでしょうか。
古き良き?時代のアメリカのグッヅがたくさん揃っており、女性だけでなく男性も十分楽しめること間違いなしです!
こだわりがある方は、ぜひお目当の商品をゲットすべく、掘り出し物を探して見てくださいね。
私が買ったものは次回ご紹介します!
というのも、今まで行ってきた中で初めての事件だったのですが、なんと品物を詰め忘れられるという事態が・・・
家に帰って見て、つめてくれた箱を開けて見てびっくり!
た、足りない!!!
慌てて次の日に電話したら、きちんと取っておいてくれていて、先方のミスだったので送料無料で自宅まで送ってくれることになりました。
あーよかった。
超稀ですが、そんなこともあるので、念のために詰めてもらっているものはきちんとチェックしましょう。
つめているカウンターはレジから見えるので、全部入れてくれているか、その場でチェックできます。
私は店員さんとおしゃべりしまくったり、最後に買い足しに走ったりしたので見てませんでした・・・
私のようなうっかりさんはそういないと思いますが、どうかお気をつけを!
そしてもう一点注意。上の方にも書きましたが、現地の人にとってはアンティークはかなり大人になってから楽しむものです。
じっくり選んでいるところを子供たちがワーワーいうのはかなり失礼だな、と自分がやってしまって思いました。
ですので、できればお子様対策はきちんとしていきましょう。
我が家は最初にお店に入って10分くらいでもう無理だと判断し、そこからは車か外の広場で一人が子供たちと待って、もう一人が見てくる、というスタイルを取りました。
でも、購入するとレジで子供のおもちゃをタダでもらえるので、それはお願いしてもらうといいと思います!
私も実際、Mad Hatterで買った時にレジで子供が待っているからもらっていいか、と聞いたら「もちろんよ!」という感じでおもちゃを選ばせてくれて、ハルはもらった車に大喜びでした!
せっかくのアメリカ生活ですもの、子供がいてもやっぱりこういうちょっと大人の趣味も楽しみたいですよね♪
お店情報
パイン・ヒルズ・アンティーク・モール(Pine Hills Antique Mall)
3 Adams Dr, Reinholds, PA 17569, USA
マッド・ハンター・アンティーク・モール(Mad Hatter Antique Mall)
61 Willow St, Adamstown, PA 19501, USA
アダムスタウン・アンティーク・モール(Adamstown Antique Mall)
3014 N Reading Rd, Adamstown, PA 19501, USA
ジャーマン・トレーディング・ポスト(German Trading Post)
2152 N Reading Rd, Denver, PA 17517, USA
First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように!
今回もお読みいただきどうもありがとうございました。