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    アメリカ生活スタート!アメリカのApple IDを作成して、アメリカ限定アプリをインストールしよう!!

    こんにちは。かさまりです。   アメリカのApp Storeでしか手に入らないアプリで、アメリカに住んでいるとけっこう便利なものがいくつかあります。「アメリカに住んでいる」と書きましたが、ディズニー関連のアプリはむしろ日本から旅行で行かれる方もぜひゲットしておいたほうがいいアプリです!私もこの方法を最初に試したのはディズニーワールド(オーランド、フロリダ)のアプリをゲットするためでした。 今回はiPhoneをお持ちで日本のApple IDしかお持ちでない方向けにそのインストール方法をご紹介します。     どんなアプリがあるの? 私が日常的に使っているアプリはたとえばこのようなものがあります。 (アプリのアイコン画像をクリックするとApp Storeのサイトにジャンプします。) Starbucks アメリカだけで使えるStarbucksのポイントがあります。ポイントをためると、ポイントでコーヒーを飲むことができたり、お得なキャンペーン情報を受け取ったりできるようになります。 お店にいろいろなデザインのカードが置いてあり(こちらのカードもその土地オリジナルのものや、とても素敵なデザインのものがたくさんあるのですが)、プリペイド方式であらかじめお金を入れておいて、支払いに使うことができるのですが、このアプリをインストールしておくとプリペイドの支払いができたり、カードの代わりにアプリに表示されるバーコードを使って支払いをしたりできます。   My Disney Experience - Walt Disney World フロリダ、オーランドにあるディズニーワールドへお越しの方は、滞在中さまざまな情報を得るために必ずゲットしておいたほうがいいアプリです。主だった機能を書きますと、 地図上で現在のアトラクションの待ち時間と行き先をナビしてくれる。 各テーマパークの開園・閉演時間やイベントの時間を確認できる。 ファストパス(Fast Pass+)の予約確認・変更・キャンセルができる。東京と違っていちいちファストパスセンタに足を運ばなくてもいいんです!しかも定期的に確認していると、人気のアトラクションも急にファストパスが取れるようになったりします。(こちらはフロリダ、ディズニーワールドのみ対応していますが、東京やLAも早く対応すればいいのにと思ってしまいます。) ディズニーホテルやレストランなど予約確認・変更・キャンセルができる。 フォトパス(Photo Pass)で撮ってもらった写真をその場で確認できる。 と、これだけ機能がそろっていますので滞在中はしょっちゅうアプリで情報を確認していました。   Disneyland フロリダ、ディズニーワールド同様、ロサンゼルスにあるディズニーランドへお越しの方は、ぜひゲットしておいたほうがいいアプリです。   Anthropologie、Free People、Urban Outfitters これらのアプリ入れておくと、メールより1日早くセールが解禁になります!とくに、アンソロポロジーは月に2回セールの40パーセントオフがあったりしますので、とってもお得です!   Citi Mobile、Amex Mobile、First Bankcard、Chase Mobile クレジットカード利用履歴や銀行残高の確認など金融系のアプリも便利です。   Pokémon GO (*)こちらのアプリは日本のApple IDでもダウンロード可能 こちらもいまでは日本App Storeからダウンロードできますが、アメリカでのみプレイ可能だったときは、いち早くダウンロードして遊んでおりました。     どうやってアメリカのApple IDを作成するの? アメリカのApple IDを新規作成する方法をご紹介します。 まず、パソコンのブラウザからAppleのサイト(Create Your Apple ID)にアクセスします。   以下の画面で、 メールアドレス パスワード 氏名 秘密の質問とその答え 国(United Statesを選択) を記入します。 必要事項を記入後、パスコードを求める画面が出てきますので、登録したメールアドレス宛に届いたメールの中に書かれているパスコードを確認して入力しましょう。 続いてiPhoneから<設定>画面に行き、<iTunes StoreとApp Store>を選択します。 すでに日本で作成したIDでサインイン済みだと思いますので、サインアウトします。 以下の画面の通り「サインアウト」を選択してください。 アメリカのApple IDでサインインします。先ほどWebブラウザから登録したアメリカApple ID用のメールアドレスとパスワードを入力して、「サインイン」を押します。 アカウント設定画面が表れます。 まず国選択は、「United States」(アメリカ合衆国)を選択しましょう。 Terms and Conditionsが表示されるので、「Agree」を選択します。 次に、請求情報を入力します。無料のアプリをダウンロードするだけであれば、特にクレジットカード情報を入植する必要はありませんので、「None」(なし)を選択します。 もし、このApple IDを使って有料のアプリをダウンロードしたい場合は、クレジットカード情報を登録しておくようにしましょう。 画面を下へスクロールすると、アメリカの住所情報と電話番号を記入する欄がありますので、必要情報を入力して、「Next」を選択します。 これで登録作業は完了です!   iPhoneからApp Storeを開くと、アメリカ用の画面が表示され、以下のようにアプリをゲットすることができるようになります。     おわりに 今回はiPhoneをお持ちで日本のApple IDしかお持ちでない方向けに、アメリカのApple IDの作成方法とアメリカ限定アプリのダウンロード方法をご紹介しました。私はiPhoneしか持っていないですが、Androidでもやはり同じようにアメリカ限定のアプリ(ディズニー関連など)があるみたいですので、Androidユーザの方もぜひ試してみて下さい!   今日の英語ワンフレーズは、ディズニーネタでママ友と話す時に使える?!一文。 “Which attraction do you recommend?” 「オススメの乗り物は?」 このattractionをhotel/park/restaurantなどに変えると、さらに話題が広がりますね! ディズニーの話であれば、そんなに難しい話になることもなく、英語に自信のない方も話しやすいネタだと思います♪     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。 ページトップへ戻る

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    駐妻の憂鬱 後編

    こんにちは。かさまりです。さて、プロローグ最終章です。   前編はこちら、中編はこちら。   前回は、車の運転ができなくて、出かけられなくて泣いた話を書きました。   泣いた事件、もうかさい家にとっては私が泣くのは事件です。 旦那は見なかったことにしてしまうくらい、普段は起こらない、大事件です。   そんな旦那も無視できなかった、ひとりキッチンで泣いた理由。   それは、ズバリ人間関係。   駐妻といえば、ピラミッド構造、とよく耳にしませんか? 日本人がほとんどいない中なので、とても密な関係になる。その中のヒエラルキー・・・。   先に言ってしまうと、ラッキーにも私はそういうことに巻き込まれたことは2回の引越しを経てもありません。 うちは日本の伝統的な会社の駐在で来ており、まず上司の奥様方とは、バージニアではよく会っていましたが、とても楽しくてよくバーベキューをしたり、みんなでハロウィンをしたり。うちがパーティ大好きなので、よく集まっていました。 ニューヨークは会社の繋がりよりも、地域のつながり。私の住んでいるウェストチェスター、ハリソン地域はたくさん日本人がいます。もう、ここは日本か!というくらい。公園に行っても日本語しか聞こえなくて最初はビビりました。   ニューヨークはさすが都会、いろいろなお仕事の方とその奥様、お子様がいらっしゃいます。省庁、銀行、保険会社、メーカー・・・本当に様々です。 でも、まだ1歳と4歳の子供しかいない私は、小学校の課外活動などないので、しがらみ?などのようなものは皆無。のびのびとやらせてもらっています。   こちらで関係性の肝は3点。 いつきたか? 英語ができるか? 子供が小学生以上か?   この3点がメインのように思います。 どれもコントロールが難しいものですが、日本人が多い地域に赴任で住まれる方は、まずは同じくらいの時期に来た人を探してみるといいと思います。   図書館、旦那の同僚、幼稚園、不動産屋さんの紹介・・・ちなみに私はニューヨークでの最初のお友だちはスーパーの前の信号でナンパしました! このような積極性も大事です。 基本的に日本人がいるとはいえ、みんな友達を欲しています。特に来たばかりの人たちは欲しているというよりも求めていますので、勇気を持って声をかけてみて大丈夫です、よっぽどのことがない限り、邪険にはされません♪   さて、話を戻します。   では自分の人間関係じゃなかったら、何で泣いたのか??   それはズバリ、子供の人間関係・・・というか人間関係を拒否した息子くんに悩んだのです。   ハルがアメリカに渡米したのは、2歳になって間もなく。フルタイムで働いていたので、日本でも1年ほど保育園に通っていました。 保育園に最初は入れなかったので最初は月謝が高かったですが近くの私立保育園に、4月からは転園して公立の保育園に通っていました。   日本語はほとんど話しませんでしたが、(なぜか全てを1文字で表していました。アンパンマンなら「あ」など。歌も「そ・・・お・・・み・・・た・・・」とアンパンマンの歌を歌っていました)理解はほぼできるという状況でした。   そんな中、いきなりほとんど日本語のない世界に行きました。 本人の気持ちになってみれば、パニックです。ようやく覚えてきた言語がほぼなくなり、知らない言語、言語という認識すらなかったでしょうから、何か、が突然耳に飛び込んでくる。こわかったことでしょう。   結果、ようやく見つけた児童館のクラスからは毎回逃亡か、部屋の片隅に置いてあるおもちゃの家に閉じこもったきりでてこない。 おもちゃを取られたら泣き叫ぶ。 逃亡したのを無理やり戻してはまた泣き叫ぶ。   友だちを作ろうとして入った音楽のクラスも、プレ幼稚園のクラスも、もうハルも私も友達どころの騒ぎではなく、行くのもやっと、行っても大変すぎて終わったあとは二人ともぐったり。   そんな中で渡米後最初の2ヶ月が過ぎました。   その日はプレ幼稚園の日。プレ幼稚園といっても、児童館がやっている1時間の歌ったり踊ったり粘土したり・・・を親子でやるクラスです。 毎週これを意固地になって通っていたのですが、その日も逃亡・・・どころか教室に入ってくれませんでした。外の廊下にあった、机の下に隠れて出てきません。 その前の週は少し良くて、粘土遊びはしてくれたので、少し希望を持っていただけに、この日の私の落ち込みは半端なかったです。   こうやって振り返ってみると、本当にハルは嫌だったんだなーとわかるのですが、その時は自分の主人以外の大人と話したくて、早くハルの友だちを見つけたくて必死でした。   そして、泣きました。   あんなに来たかったアメリカなのに、、、やっと仕事も辞めて自由になったはずなのに、、、孤独でした。     ハルにはテレビでアンパンマンを見せて、キッチンで一人ご飯を作りながら泣きました。   どうしてこうなっちゃったんだろう、、、と。   駐在ママは、最初はこういう孤独があるかもしれません。 特に言語が話せないともっと感じるかもしれません。 よく他のママが、スーパーに行くのも怖いといっていました。   アメリカの店員さんはよく話しかけてきますが、それが嫌だと。 単なる会話で聞き返すのも変だし、でも何をいっているかわからないし、 スーパーに行くのが憂鬱でたまらないと。   では、今はどうか??   渡米して約3年。   今は母子ともにかなりハッピーです! ニューヨークは住むところをきちんと選べば、日本人もいるし、日本の幼稚園もあります。ですので、英語に徐々に慣れて行くことができます! 日本人がいない地域の方は、恐れずにまずは教会などのESLに行ってください。 同じくらい話せない海外からの人がいっぱいいます。   そして、子供がいる皆さん。恐れずに児童館に行ってください。図書館に行ってみてください!   私もハルも楽しくなったきっかけは、やはり友達ができたからです。 児童館でいつものように、ハルを追っかけ回していたある日。 「日本人ですか?」   と声をかけてくれたママがいました。   その人は日本人とドイツ人のハーフのママでした。 日本に住んでいた経験もあり、日本語に馴染みがあったので、悪戦苦闘している私に声をかけてくれたのです。   そこからそのママの導きで、友達が増えていきました。 ハルもそのママは日本語が通じるのでなつき、私が英語を話すのは2年間嫌がりましたが、他のママやお友達が英語なのは渋々受け入れていきました。   私があそこで諦めて、児童館に通うのをやめていたら、会えませんでした。   今思うとハルには辛い思いをさせてしまって、反省ばかりですが、それでも通うのをやめなかったことだけはその当時の自分を褒めてあげたいです!   ぜひ引っ越したら、「community center」や「library」をGoogleマップで探してみてください。そこにきっと素敵な出会いがあると思います! 自分の地域になくても、お隣のところにはあるかもしれません。 その隣も。自分に合うところに出かけてみてください。   最初の一歩は怖いです。でも、怖くて引きこもっていたら何も変わりません。 せっかくのアメリカでの生活、是非とも一歩を踏み出してみてください♪     ついでに、今の4歳のハルはどうかというと・・・英語アレルギーは無くなりました!まだまだペラペラには程遠いですが、家でも少しずつ英語を話すようになってきました。何が彼を変えたか、それはズバリ幼稚園だと思います。この幼稚園選び、かなり頑張ったので、この話はまた今度。   駐妻の憂鬱シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/     今回もお読みいただきどうもありがとうございました。 First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように!     駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

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    駐妻の憂鬱 中編

    こんにちは。かさまりです。   前編はこちら   私は滅多なことでは泣きません。上司に残念がられた時も、心では泣きましたが、涙となって出ることはなかったです。 なんとなく、泣いたら負け感が自分の中であります。別に泣けば浄化されてスッキリするの、知ってるんですけどね。 子供たちがエンエーンと泣くのを見るとちょっぴり羨ましく思います。 でも泣けないものは泣けない、あえてなく必要もないと思っています。   そんな私ですが、アメリカに来て、2回ほど泣きました。それも来て最初の2ヶ月で。     理由その1 運転ができなくてどこも行けない!!!   これは、もう激しくこれから来る人にお伝えしたいです!特に電車があまりない地域に行く方!是非ともきちんと運転ができるように、ペーパードライバーの方は初心者講習を日本で受けてきてください!! 何を隠そう私も10年のペーパードライバーで、免許を取ってからほぼ1度も車を運転することなく日本を脱出しました。4回だけ初心者講習を気持ちばかり受けて。 アメリカは基本的に車社会。私が最初に住んだバージニア州レストンは電車がありますが、駅に行くまでにも車が必要です。 バスもありますが、日本のように親切ではなくて、「どこ行き」はいギリギリ書いてありますが、どこを通る、などはありません。調べ方はアプリか、配布されている工程表を確認するしかありません。 乗るのにもかなり勇気がいります。バスを使うのは、正直「車が持てない人たち」です。ですので、やはりとても治安がいい、という感じではありません・・・。しかもドライバーさんもアメリカ人ではないので、行き先を聞いても、何を言っているか聞き取るのも大変・・・。   しかも、だいたい定期的にバスを使う人たちなので、回数券のようなものが使用のメイン。現金で支払う場合は、ぴったり運賃を出さないといけなく、お釣りが出ません。このため何度も余計に支払いました。 こうなるとバスに乗るのも億劫、運転もできない、なので引きこもるしかなくなります。   でもどうしても引きこもりたくなかったので、私は主人にお願いして週末は運転の練習(鬼コーチで本当に怖かった・・・)、平日は支援センターまで朝送ってもらい、帰りはバスで帰る(何度も間違えました)を繰り返しました。 最寄りのスーパーも歩いて25分。しかも当時2歳の息子と一緒。なのでベビーカーに乗るだけのものを買って帰る、買い物だけで2時間かかる、という感じでした。   主人が朝急いでいると、どこにも行けない、そうすると2歳児の1日淡々と過ごすだけ・・・   もともと家事がそんなに得意でない私にとってはかなりの地獄でした。   これで爆発して1回目の泣き。   そのあと必死で免許を取得!足があるだけでずいぶん気持ちが軽くなりました。   ちなみに、バージニアの免許はアメリカ以外の免許があれば筆記テストと実技のみです。 筆記テストは日本語が選択できず英語で受ける必要がありますが、バージニア州公式のテキストと模擬試験のアプリがありますので、これで練習しまくってください! 私と主人が使ったテキストとアプリはこちら ↓ 公式テキスト(バージニア州) 模擬試験アプリ(iPhone用)   筆記試験(実際にはコンピュータ試験ですが)の最初の10問は標識に関する問題です。全問正解である必要があります。ここで1問でも間違えると試験は強制的に終了してしまいます。筆記試験の後半30問は8割で合格でした。引っ掛け的英語もあるので、アプリで何回か模擬試験を解いて表現などに慣れておくといいと思います。   実技試験で、日本と大きく違うのは自分の車を試験会場に持って行って試験を受けることです。大きな間違い(左折時に別の車線に入ってしまうとか)の一発アウトと、細かい間違い5ポイントで、もう一度になります。 最初は、駐車場でライトを点灯させる、ワイパーを動かす、ギアをバックに入れる(実際には”Reverse”と言われて最初よくわかりませんでしたが。。。)、ハザードをたくといった基本的な車の操作を試験官の指示の元に行い、その後、10-15分くらいの路上での試験になります。 私はなんとか4ポイントマイナス(ギリギリ)で一発合格!免許を持てて、運転に少し自信がつき、あとは一生懸命外に出て練習しました。   ちなみに、ニューヨークは仮免許制です。 筆記に合格すると、仮免許が発行されます。その後5時間の講習を受けた後、実技テストがあります。 日本の免許を持っていても、必ず現地の免許を持っている人と実技テストの会場まで行かないといけないので注意してくださいね。 でも、筆記は日本語で受けられるようです。   またニューヨークの実技試験ではバージニアにはない、縦列駐車やスリーバック切り返しのテストもあります。 私は未だに縦列駐車はかなり苦手なのでバージニアで取れてよかった! すでにバージニアで免許を持っていた私は、バージニア州からニューヨーク州への免許変更は紙手続きのみでした。 ニューヨークの免許会場(DMV)はとーーーっても混んでいるます。事前にオンラインで予約できるので、是非とも予約していくことをお勧めします。 (バージニアもとっても混んでいますが、この仕組み、ありません・・・)   とにかく、「車は足!」ということで、来られる方は絶対に絶対に運転の練習をして、速やかに嫌がらずに免許を取ること!です!   でないともっと面倒くさいバスの仕組みなどを覚えたり、引きこもらざるをえなくなったり・・・。   もしどうしても運転に自信のない方は、 スーパーに歩いていける (お子様がいる方は)公園がある 小児科が近くにある   これだけは住居を決めるときに絶対だんなさんに押さえてもらいましょう!   さて、また長くなりました。   後半はいよいよ泣いた理由その2、人間関係です。   駐妻の憂鬱シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。     駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

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    駐妻の憂鬱 前編

    はじめまして、かさいまりこです。 2014年9月、今から2年半前、私の肩書きは「駐妻」になりました。 アメリカに来て2年半、引っ越し、出産、また引っ越し、そして起業。 書き出してみると結構いろいろとやっているようです。 一つ一つ何かが起きるたびにたくさんインターネットを検索して調べたり、 人に聞いてきたりしたのですが、ひょっとして自分のこの経験も、 誰かのお役に立てるかもしれない、そう思って、ブログに書いてみることにしました。     まずは、自己紹介がてら、私が駐妻になる前後のお話を最初に書かせていただこうと思います。   6月の半ばのある日、主人から電話で「アメリカ行きが決まった」と連絡が入りました。   仕事をしていた私は、正直、狂喜乱舞、心の中で小躍りしました!   「この辛い、フルタイムワークと家事育児の両立から逃れられる!!」   さらに遡ること2012年8月。第1子のはるとが生まれました。   それまでの私は60人規模のベンチャー企業でコンサルタントという名の営業、 部署のリーダーも任されて、仕事にやりがいを感じ、自分の存在価値を 仕事に見出していました。 年間トップセールスは当たり前。10億円規模の会社で、2億円ほどの 売上げを作っていました。   仕事が楽しいので、4時間睡眠は当たり前、土日にゴロゴロと寝溜めして、 家事もまとめて土日に。 平日は洗濯物が山になってようが、埃がいろんなところに溜まってようが、 主人も私も帰ってくるのは夜遅く、晩御飯も外食が普通だったので、 特に気にもとめませんでした。   それくらい、仕事大好き人間だったのです。 認められているのが楽しくて仕方なかったのです。   でも。     バリバリ働いていて、働いている自分が好きだった女性はもしかしたら みんな通る道かもしれません。   妊娠して、子どもが出来る。   1年間育休を取って復帰する。   待っているのはなんでしょうか?   まずは容赦ない「時間制限」。 今までは好きなだけ働いていられたのに、 それができない。特に営業だった私は、昼間は営業先を回り、 夕方~早朝にかけて提案資料を作る、動いている案件を回す、 これが当たり前でした。   でも、子供ができたら。 どんなに遅くとも、6時がデッドラインです。 4時まで営業先を回っていると、帰社が5時。 そうするとお迎えまでもう1時間もありません。 じゃあ家でやればいいって?   待っているのは、子供の世話、ご飯、お風呂、洗濯、寝かしつけ。 寝かしつけってしんどいんですよね。 何がって、自分も横になるわけです。 疲れているのに、寝ちゃいけない。 拷問です。   あれ?今まで資料を作っていたはずの時間がありません! そうです、資料を作る時間も、案件を回す時間もないのです。 夜泣きと授乳で疲れた体をひっぱたいて、朝起きてやる。 でも効率が上がらない。   そんなこんな、復帰してから2ヶ月。   もう一つの待っているもの。それは、 「周りから残念がられる、疎まれる」試練。     「かさいってもうちょっと出来るやつだと思ってたんだけどな」   取締役から言われた一言。       悲しくて涙が出ました。 3年経った今も言われた場面を鮮明に思い出します。   でも、何が一番悔しいって、自分が自分に一番悔しかったんです。 毎日毎日必死でやろうとしても、妊娠前のクオリティも量も足元にも及ばない。 自分の期待に応えられない自分が本当に泣けてきました。     何か変えたい、もうこんな自分やだ!! と思っていた時に、決まったのが、そう! アメリカ駐在! 「今は逃げていい時!環境変えるの万歳!」   カモンアメリカ!!   実は3歳から7歳までアメリカに住んでいたので、 英語には不自由しない。 不自由なのは車の運転くらいですが、それは練習すればなんとかなる。   喜び勇んで向かったのは、アメリカの首都、ワシントンDCのほど近く、 バージニア州でした。   でも、ここでまた試練到来です。 さて、世に言う、「駐妻ヒエラルキー」の問題でしょうか?   長くなってきたので、続きは中編で!   駐妻の憂鬱シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。     駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • アメリカ生活スタート!アメリカのApple IDを作成して、アメリカ限定アプリをインストールしよう!!

    こんにちは。かさまりです。   アメリカのApp Storeでしか手に入らないアプリで、アメリカに住んでいるとけっこう便利なものがいくつかあります。「アメリカに住んでいる」と書きましたが、ディズニー関連のアプリはむしろ日本から旅行で行かれる方もぜひゲットしておいたほうがいいアプリです!私もこの方法を最初に試したのはディズニーワールド(オーランド、フロリダ)のアプリをゲットするためでした。 今回はiPhoneをお持ちで日本のApple IDしかお持ちでない方向けにそのインストール方法をご紹介します。     どんなアプリがあるの? 私が日常的に使っているアプリはたとえばこのようなものがあります。 (アプリのアイコン画像をクリックするとApp Storeのサイトにジャンプします。) Starbucks アメリカだけで使えるStarbucksのポイントがあります。ポイントをためると、ポイントでコーヒーを飲むことができたり、お得なキャンペーン情報を受け取ったりできるようになります。 お店にいろいろなデザインのカードが置いてあり(こちらのカードもその土地オリジナルのものや、とても素敵なデザインのものがたくさんあるのですが)、プリペイド方式であらかじめお金を入れておいて、支払いに使うことができるのですが、このアプリをインストールしておくとプリペイドの支払いができたり、カードの代わりにアプリに表示されるバーコードを使って支払いをしたりできます。   My Disney Experience - Walt Disney World フロリダ、オーランドにあるディズニーワールドへお越しの方は、滞在中さまざまな情報を得るために必ずゲットしておいたほうがいいアプリです。主だった機能を書きますと、 地図上で現在のアトラクションの待ち時間と行き先をナビしてくれる。 各テーマパークの開園・閉演時間やイベントの時間を確認できる。 ファストパス(Fast Pass+)の予約確認・変更・キャンセルができる。東京と違っていちいちファストパスセンタに足を運ばなくてもいいんです!しかも定期的に確認していると、人気のアトラクションも急にファストパスが取れるようになったりします。(こちらはフロリダ、ディズニーワールドのみ対応していますが、東京やLAも早く対応すればいいのにと思ってしまいます。) ディズニーホテルやレストランなど予約確認・変更・キャンセルができる。 フォトパス(Photo Pass)で撮ってもらった写真をその場で確認できる。 と、これだけ機能がそろっていますので滞在中はしょっちゅうアプリで情報を確認していました。   Disneyland フロリダ、ディズニーワールド同様、ロサンゼルスにあるディズニーランドへお越しの方は、ぜひゲットしておいたほうがいいアプリです。   Anthropologie、Free People、Urban Outfitters これらのアプリ入れておくと、メールより1日早くセールが解禁になります!とくに、アンソロポロジーは月に2回セールの40パーセントオフがあったりしますので、とってもお得です!   Citi Mobile、Amex Mobile、First Bankcard、Chase Mobile クレジットカード利用履歴や銀行残高の確認など金融系のアプリも便利です。   Pokémon GO (*)こちらのアプリは日本のApple IDでもダウンロード可能 こちらもいまでは日本App Storeからダウンロードできますが、アメリカでのみプレイ可能だったときは、いち早くダウンロードして遊んでおりました。     どうやってアメリカのApple IDを作成するの? アメリカのApple IDを新規作成する方法をご紹介します。 まず、パソコンのブラウザからAppleのサイト(Create Your Apple ID)にアクセスします。   以下の画面で、 メールアドレス パスワード 氏名 秘密の質問とその答え 国(United Statesを選択) を記入します。 必要事項を記入後、パスコードを求める画面が出てきますので、登録したメールアドレス宛に届いたメールの中に書かれているパスコードを確認して入力しましょう。 続いてiPhoneから<設定>画面に行き、<iTunes StoreとApp Store>を選択します。 すでに日本で作成したIDでサインイン済みだと思いますので、サインアウトします。 以下の画面の通り「サインアウト」を選択してください。 アメリカのApple IDでサインインします。先ほどWebブラウザから登録したアメリカApple ID用のメールアドレスとパスワードを入力して、「サインイン」を押します。 アカウント設定画面が表れます。 まず国選択は、「United States」(アメリカ合衆国)を選択しましょう。 Terms and Conditionsが表示されるので、「Agree」を選択します。 次に、請求情報を入力します。無料のアプリをダウンロードするだけであれば、特にクレジットカード情報を入植する必要はありませんので、「None」(なし)を選択します。 もし、このApple IDを使って有料のアプリをダウンロードしたい場合は、クレジットカード情報を登録しておくようにしましょう。 画面を下へスクロールすると、アメリカの住所情報と電話番号を記入する欄がありますので、必要情報を入力して、「Next」を選択します。 これで登録作業は完了です!   iPhoneからApp Storeを開くと、アメリカ用の画面が表示され、以下のようにアプリをゲットすることができるようになります。     おわりに 今回はiPhoneをお持ちで日本のApple IDしかお持ちでない方向けに、アメリカのApple IDの作成方法とアメリカ限定アプリのダウンロード方法をご紹介しました。私はiPhoneしか持っていないですが、Androidでもやはり同じようにアメリカ限定のアプリ(ディズニー関連など)があるみたいですので、Androidユーザの方もぜひ試してみて下さい!   今日の英語ワンフレーズは、ディズニーネタでママ友と話す時に使える?!一文。 “Which attraction do you recommend?” 「オススメの乗り物は?」 このattractionをhotel/park/restaurantなどに変えると、さらに話題が広がりますね! ディズニーの話であれば、そんなに難しい話になることもなく、英語に自信のない方も話しやすいネタだと思います♪     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。 ページトップへ戻る

  • 駐妻の憂鬱 後編

    こんにちは。かさまりです。さて、プロローグ最終章です。   前編はこちら、中編はこちら。   前回は、車の運転ができなくて、出かけられなくて泣いた話を書きました。   泣いた事件、もうかさい家にとっては私が泣くのは事件です。 旦那は見なかったことにしてしまうくらい、普段は起こらない、大事件です。   そんな旦那も無視できなかった、ひとりキッチンで泣いた理由。   それは、ズバリ人間関係。   駐妻といえば、ピラミッド構造、とよく耳にしませんか? 日本人がほとんどいない中なので、とても密な関係になる。その中のヒエラルキー・・・。   先に言ってしまうと、ラッキーにも私はそういうことに巻き込まれたことは2回の引越しを経てもありません。 うちは日本の伝統的な会社の駐在で来ており、まず上司の奥様方とは、バージニアではよく会っていましたが、とても楽しくてよくバーベキューをしたり、みんなでハロウィンをしたり。うちがパーティ大好きなので、よく集まっていました。 ニューヨークは会社の繋がりよりも、地域のつながり。私の住んでいるウェストチェスター、ハリソン地域はたくさん日本人がいます。もう、ここは日本か!というくらい。公園に行っても日本語しか聞こえなくて最初はビビりました。   ニューヨークはさすが都会、いろいろなお仕事の方とその奥様、お子様がいらっしゃいます。省庁、銀行、保険会社、メーカー・・・本当に様々です。 でも、まだ1歳と4歳の子供しかいない私は、小学校の課外活動などないので、しがらみ?などのようなものは皆無。のびのびとやらせてもらっています。   こちらで関係性の肝は3点。 いつきたか? 英語ができるか? 子供が小学生以上か?   この3点がメインのように思います。 どれもコントロールが難しいものですが、日本人が多い地域に赴任で住まれる方は、まずは同じくらいの時期に来た人を探してみるといいと思います。   図書館、旦那の同僚、幼稚園、不動産屋さんの紹介・・・ちなみに私はニューヨークでの最初のお友だちはスーパーの前の信号でナンパしました! このような積極性も大事です。 基本的に日本人がいるとはいえ、みんな友達を欲しています。特に来たばかりの人たちは欲しているというよりも求めていますので、勇気を持って声をかけてみて大丈夫です、よっぽどのことがない限り、邪険にはされません♪   さて、話を戻します。   では自分の人間関係じゃなかったら、何で泣いたのか??   それはズバリ、子供の人間関係・・・というか人間関係を拒否した息子くんに悩んだのです。   ハルがアメリカに渡米したのは、2歳になって間もなく。フルタイムで働いていたので、日本でも1年ほど保育園に通っていました。 保育園に最初は入れなかったので最初は月謝が高かったですが近くの私立保育園に、4月からは転園して公立の保育園に通っていました。   日本語はほとんど話しませんでしたが、(なぜか全てを1文字で表していました。アンパンマンなら「あ」など。歌も「そ・・・お・・・み・・・た・・・」とアンパンマンの歌を歌っていました)理解はほぼできるという状況でした。   そんな中、いきなりほとんど日本語のない世界に行きました。 本人の気持ちになってみれば、パニックです。ようやく覚えてきた言語がほぼなくなり、知らない言語、言語という認識すらなかったでしょうから、何か、が突然耳に飛び込んでくる。こわかったことでしょう。   結果、ようやく見つけた児童館のクラスからは毎回逃亡か、部屋の片隅に置いてあるおもちゃの家に閉じこもったきりでてこない。 おもちゃを取られたら泣き叫ぶ。 逃亡したのを無理やり戻してはまた泣き叫ぶ。   友だちを作ろうとして入った音楽のクラスも、プレ幼稚園のクラスも、もうハルも私も友達どころの騒ぎではなく、行くのもやっと、行っても大変すぎて終わったあとは二人ともぐったり。   そんな中で渡米後最初の2ヶ月が過ぎました。   その日はプレ幼稚園の日。プレ幼稚園といっても、児童館がやっている1時間の歌ったり踊ったり粘土したり・・・を親子でやるクラスです。 毎週これを意固地になって通っていたのですが、その日も逃亡・・・どころか教室に入ってくれませんでした。外の廊下にあった、机の下に隠れて出てきません。 その前の週は少し良くて、粘土遊びはしてくれたので、少し希望を持っていただけに、この日の私の落ち込みは半端なかったです。   こうやって振り返ってみると、本当にハルは嫌だったんだなーとわかるのですが、その時は自分の主人以外の大人と話したくて、早くハルの友だちを見つけたくて必死でした。   そして、泣きました。   あんなに来たかったアメリカなのに、、、やっと仕事も辞めて自由になったはずなのに、、、孤独でした。     ハルにはテレビでアンパンマンを見せて、キッチンで一人ご飯を作りながら泣きました。   どうしてこうなっちゃったんだろう、、、と。   駐在ママは、最初はこういう孤独があるかもしれません。 特に言語が話せないともっと感じるかもしれません。 よく他のママが、スーパーに行くのも怖いといっていました。   アメリカの店員さんはよく話しかけてきますが、それが嫌だと。 単なる会話で聞き返すのも変だし、でも何をいっているかわからないし、 スーパーに行くのが憂鬱でたまらないと。   では、今はどうか??   渡米して約3年。   今は母子ともにかなりハッピーです! ニューヨークは住むところをきちんと選べば、日本人もいるし、日本の幼稚園もあります。ですので、英語に徐々に慣れて行くことができます! 日本人がいない地域の方は、恐れずにまずは教会などのESLに行ってください。 同じくらい話せない海外からの人がいっぱいいます。   そして、子供がいる皆さん。恐れずに児童館に行ってください。図書館に行ってみてください!   私もハルも楽しくなったきっかけは、やはり友達ができたからです。 児童館でいつものように、ハルを追っかけ回していたある日。 「日本人ですか?」   と声をかけてくれたママがいました。   その人は日本人とドイツ人のハーフのママでした。 日本に住んでいた経験もあり、日本語に馴染みがあったので、悪戦苦闘している私に声をかけてくれたのです。   そこからそのママの導きで、友達が増えていきました。 ハルもそのママは日本語が通じるのでなつき、私が英語を話すのは2年間嫌がりましたが、他のママやお友達が英語なのは渋々受け入れていきました。   私があそこで諦めて、児童館に通うのをやめていたら、会えませんでした。   今思うとハルには辛い思いをさせてしまって、反省ばかりですが、それでも通うのをやめなかったことだけはその当時の自分を褒めてあげたいです!   ぜひ引っ越したら、「community center」や「library」をGoogleマップで探してみてください。そこにきっと素敵な出会いがあると思います! 自分の地域になくても、お隣のところにはあるかもしれません。 その隣も。自分に合うところに出かけてみてください。   最初の一歩は怖いです。でも、怖くて引きこもっていたら何も変わりません。 せっかくのアメリカでの生活、是非とも一歩を踏み出してみてください♪     ついでに、今の4歳のハルはどうかというと・・・英語アレルギーは無くなりました!まだまだペラペラには程遠いですが、家でも少しずつ英語を話すようになってきました。何が彼を変えたか、それはズバリ幼稚園だと思います。この幼稚園選び、かなり頑張ったので、この話はまた今度。   駐妻の憂鬱シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/     今回もお読みいただきどうもありがとうございました。 First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように!     駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • 駐妻の憂鬱 中編

    こんにちは。かさまりです。   前編はこちら   私は滅多なことでは泣きません。上司に残念がられた時も、心では泣きましたが、涙となって出ることはなかったです。 なんとなく、泣いたら負け感が自分の中であります。別に泣けば浄化されてスッキリするの、知ってるんですけどね。 子供たちがエンエーンと泣くのを見るとちょっぴり羨ましく思います。 でも泣けないものは泣けない、あえてなく必要もないと思っています。   そんな私ですが、アメリカに来て、2回ほど泣きました。それも来て最初の2ヶ月で。     理由その1 運転ができなくてどこも行けない!!!   これは、もう激しくこれから来る人にお伝えしたいです!特に電車があまりない地域に行く方!是非ともきちんと運転ができるように、ペーパードライバーの方は初心者講習を日本で受けてきてください!! 何を隠そう私も10年のペーパードライバーで、免許を取ってからほぼ1度も車を運転することなく日本を脱出しました。4回だけ初心者講習を気持ちばかり受けて。 アメリカは基本的に車社会。私が最初に住んだバージニア州レストンは電車がありますが、駅に行くまでにも車が必要です。 バスもありますが、日本のように親切ではなくて、「どこ行き」はいギリギリ書いてありますが、どこを通る、などはありません。調べ方はアプリか、配布されている工程表を確認するしかありません。 乗るのにもかなり勇気がいります。バスを使うのは、正直「車が持てない人たち」です。ですので、やはりとても治安がいい、という感じではありません・・・。しかもドライバーさんもアメリカ人ではないので、行き先を聞いても、何を言っているか聞き取るのも大変・・・。   しかも、だいたい定期的にバスを使う人たちなので、回数券のようなものが使用のメイン。現金で支払う場合は、ぴったり運賃を出さないといけなく、お釣りが出ません。このため何度も余計に支払いました。 こうなるとバスに乗るのも億劫、運転もできない、なので引きこもるしかなくなります。   でもどうしても引きこもりたくなかったので、私は主人にお願いして週末は運転の練習(鬼コーチで本当に怖かった・・・)、平日は支援センターまで朝送ってもらい、帰りはバスで帰る(何度も間違えました)を繰り返しました。 最寄りのスーパーも歩いて25分。しかも当時2歳の息子と一緒。なのでベビーカーに乗るだけのものを買って帰る、買い物だけで2時間かかる、という感じでした。   主人が朝急いでいると、どこにも行けない、そうすると2歳児の1日淡々と過ごすだけ・・・   もともと家事がそんなに得意でない私にとってはかなりの地獄でした。   これで爆発して1回目の泣き。   そのあと必死で免許を取得!足があるだけでずいぶん気持ちが軽くなりました。   ちなみに、バージニアの免許はアメリカ以外の免許があれば筆記テストと実技のみです。 筆記テストは日本語が選択できず英語で受ける必要がありますが、バージニア州公式のテキストと模擬試験のアプリがありますので、これで練習しまくってください! 私と主人が使ったテキストとアプリはこちら ↓ 公式テキスト(バージニア州) 模擬試験アプリ(iPhone用)   筆記試験(実際にはコンピュータ試験ですが)の最初の10問は標識に関する問題です。全問正解である必要があります。ここで1問でも間違えると試験は強制的に終了してしまいます。筆記試験の後半30問は8割で合格でした。引っ掛け的英語もあるので、アプリで何回か模擬試験を解いて表現などに慣れておくといいと思います。   実技試験で、日本と大きく違うのは自分の車を試験会場に持って行って試験を受けることです。大きな間違い(左折時に別の車線に入ってしまうとか)の一発アウトと、細かい間違い5ポイントで、もう一度になります。 最初は、駐車場でライトを点灯させる、ワイパーを動かす、ギアをバックに入れる(実際には”Reverse”と言われて最初よくわかりませんでしたが。。。)、ハザードをたくといった基本的な車の操作を試験官の指示の元に行い、その後、10-15分くらいの路上での試験になります。 私はなんとか4ポイントマイナス(ギリギリ)で一発合格!免許を持てて、運転に少し自信がつき、あとは一生懸命外に出て練習しました。   ちなみに、ニューヨークは仮免許制です。 筆記に合格すると、仮免許が発行されます。その後5時間の講習を受けた後、実技テストがあります。 日本の免許を持っていても、必ず現地の免許を持っている人と実技テストの会場まで行かないといけないので注意してくださいね。 でも、筆記は日本語で受けられるようです。   またニューヨークの実技試験ではバージニアにはない、縦列駐車やスリーバック切り返しのテストもあります。 私は未だに縦列駐車はかなり苦手なのでバージニアで取れてよかった! すでにバージニアで免許を持っていた私は、バージニア州からニューヨーク州への免許変更は紙手続きのみでした。 ニューヨークの免許会場(DMV)はとーーーっても混んでいるます。事前にオンラインで予約できるので、是非とも予約していくことをお勧めします。 (バージニアもとっても混んでいますが、この仕組み、ありません・・・)   とにかく、「車は足!」ということで、来られる方は絶対に絶対に運転の練習をして、速やかに嫌がらずに免許を取ること!です!   でないともっと面倒くさいバスの仕組みなどを覚えたり、引きこもらざるをえなくなったり・・・。   もしどうしても運転に自信のない方は、 スーパーに歩いていける (お子様がいる方は)公園がある 小児科が近くにある   これだけは住居を決めるときに絶対だんなさんに押さえてもらいましょう!   さて、また長くなりました。   後半はいよいよ泣いた理由その2、人間関係です。   駐妻の憂鬱シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。     駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る

  • 駐妻の憂鬱 前編

    はじめまして、かさいまりこです。 2014年9月、今から2年半前、私の肩書きは「駐妻」になりました。 アメリカに来て2年半、引っ越し、出産、また引っ越し、そして起業。 書き出してみると結構いろいろとやっているようです。 一つ一つ何かが起きるたびにたくさんインターネットを検索して調べたり、 人に聞いてきたりしたのですが、ひょっとして自分のこの経験も、 誰かのお役に立てるかもしれない、そう思って、ブログに書いてみることにしました。     まずは、自己紹介がてら、私が駐妻になる前後のお話を最初に書かせていただこうと思います。   6月の半ばのある日、主人から電話で「アメリカ行きが決まった」と連絡が入りました。   仕事をしていた私は、正直、狂喜乱舞、心の中で小躍りしました!   「この辛い、フルタイムワークと家事育児の両立から逃れられる!!」   さらに遡ること2012年8月。第1子のはるとが生まれました。   それまでの私は60人規模のベンチャー企業でコンサルタントという名の営業、 部署のリーダーも任されて、仕事にやりがいを感じ、自分の存在価値を 仕事に見出していました。 年間トップセールスは当たり前。10億円規模の会社で、2億円ほどの 売上げを作っていました。   仕事が楽しいので、4時間睡眠は当たり前、土日にゴロゴロと寝溜めして、 家事もまとめて土日に。 平日は洗濯物が山になってようが、埃がいろんなところに溜まってようが、 主人も私も帰ってくるのは夜遅く、晩御飯も外食が普通だったので、 特に気にもとめませんでした。   それくらい、仕事大好き人間だったのです。 認められているのが楽しくて仕方なかったのです。   でも。     バリバリ働いていて、働いている自分が好きだった女性はもしかしたら みんな通る道かもしれません。   妊娠して、子どもが出来る。   1年間育休を取って復帰する。   待っているのはなんでしょうか?   まずは容赦ない「時間制限」。 今までは好きなだけ働いていられたのに、 それができない。特に営業だった私は、昼間は営業先を回り、 夕方~早朝にかけて提案資料を作る、動いている案件を回す、 これが当たり前でした。   でも、子供ができたら。 どんなに遅くとも、6時がデッドラインです。 4時まで営業先を回っていると、帰社が5時。 そうするとお迎えまでもう1時間もありません。 じゃあ家でやればいいって?   待っているのは、子供の世話、ご飯、お風呂、洗濯、寝かしつけ。 寝かしつけってしんどいんですよね。 何がって、自分も横になるわけです。 疲れているのに、寝ちゃいけない。 拷問です。   あれ?今まで資料を作っていたはずの時間がありません! そうです、資料を作る時間も、案件を回す時間もないのです。 夜泣きと授乳で疲れた体をひっぱたいて、朝起きてやる。 でも効率が上がらない。   そんなこんな、復帰してから2ヶ月。   もう一つの待っているもの。それは、 「周りから残念がられる、疎まれる」試練。     「かさいってもうちょっと出来るやつだと思ってたんだけどな」   取締役から言われた一言。       悲しくて涙が出ました。 3年経った今も言われた場面を鮮明に思い出します。   でも、何が一番悔しいって、自分が自分に一番悔しかったんです。 毎日毎日必死でやろうとしても、妊娠前のクオリティも量も足元にも及ばない。 自分の期待に応えられない自分が本当に泣けてきました。     何か変えたい、もうこんな自分やだ!! と思っていた時に、決まったのが、そう! アメリカ駐在! 「今は逃げていい時!環境変えるの万歳!」   カモンアメリカ!!   実は3歳から7歳までアメリカに住んでいたので、 英語には不自由しない。 不自由なのは車の運転くらいですが、それは練習すればなんとかなる。   喜び勇んで向かったのは、アメリカの首都、ワシントンDCのほど近く、 バージニア州でした。   でも、ここでまた試練到来です。 さて、世に言う、「駐妻ヒエラルキー」の問題でしょうか?   長くなってきたので、続きは中編で!   駐妻の憂鬱シリーズ一覧はこちらから。 https://firstjump.jp/chutsuma/article-list-depression-of-chutsuma/     First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように! 今回もお読みいただきどうもありがとうございました。     駐在妻ランキング 押して頂きどうもありがとうございます! ページトップへ戻る