こんにちは、かさまりです。
前回の記事では、キンダーガーデンの情報の集め方や、登録、合同説明会について書きました。
ここでは学校見学、そしてドキドキのスクリーニングテストについて書こうと思います!
さて、合同説明が一通り終わったら、今度は学校見学ツアーです。
私もアメリカに住んでいましたが、幼稚園と小学校が繋がった私立に通っていたので、公立の学校は初体験です。
私の大好きだったテレビドラマ、Gleeの世界に入り込んだような感じで、廊下に上の学年の子供たちはロッカーがあり、カフェテリアがあり、大きな講堂があり。内心大興奮のツアーでした。
カフェテリア事情~お金は持っていくの?~
さて、日本の小学校では普通はない、このカフェテリア。
どうなっているのか説明してくれました。
子供たちはお弁当を持ってきてもいいし、食堂で購入(バイランチ)をしてもいいそうです。
お金はあらかじめプリペイドのカードを親が持たせ、それでピっと支払い、
現代的ですね。
1食2ドル程度のようです。
Warm LunchとCold Lunchがあって、曜日ごとにだいたいメニューが決まってます。ランチ以外にもチップスやアイスが売られていました。
曜日によってバイランチしても、お弁当にしても良いようで、組み合わせ自由だそうです。
「でもチップスやアイスが売っていたらそればかり食べるのでは?」
私もそう思いましたが、さすがIT現代。
プリペイドのカードには全て情報が集約されていて、食堂のおばちゃんはそのカードをスキャンすると、ママたちからの情報を取得することができるようです。
ですので、「今週はもうチップスなし!」とメモを入れておくと、おばちゃんがチップスを売ってくれない仕組みなのです!!!
面白いですねー!
まだ使っていないのですが、お弁当作りが苦手な私はどれくらいハルがバイランチのメニューを食べられるか、今から楽しみです。
図書室とパソコンルーム
さて、もう一つ楽しそうな部屋がありました。
それは、パソコンルーム。
なんとキンダーガーデンから小さなプロジェクトを始めるようで、パワーポイントで動く何かを作る、などというのをやるようです。
この部屋は図書室の奥にあり、パソコンがずらりと並んでいて子供たちが真剣にやっていました。
「うちの子供、ipad慣れしすぎてマウスが使えないのですが・・・」
という質問が飛んでいましたが、キンダーガーデンの最初のパソコンの授業ではこのマウスの使い方から入るそうです。
日本の小学校は、いまではどんな感じなのでしょうかね?
幼稚園と小学校の合いの子のクラスルーム
さて、最後はクラスルームに案内されました。
キンダーガーデンとはいえ、小学校の敷地内にあるクラスルーム。
どんな感じなのだろう?と思ったら、雰囲気としては幼稚園と小学校の教室の合いの子、という感じでした。
でも日本の小学校とは違い、机はいつも給食の時のような、グループの形。
向かい合って勉強しています。
席替えは月に一回行うそうです。
ちなみに、クラスルームは先生と紐づいていて、この先生のクラスはこの教室、と決まっているようです。
奥にはipadとパソコンが並んだスペース。
あとは本を読むスペース、みんなで集まるサークルタイムを行うスペース、
となっていました。
とてもカラフルな教室で、来るだけでわくわくするような色使いでした!
ドキドキのスクリーニングテスト
さて、5月下旬。いよいよ息子ハルのスクリーニングテストの日。
このスクリーニングテストでは、先生たちと全生徒が会って、
今のいろいろなことのスキルを見てクラスの生徒のバランスを見ること、
そして英語の補助=ENLがどれくらい必要か、というのを見られます。
さすが移民の国、アメリカですね。
両親が英語ネイティブではない家庭向けに、英語の補助授業が予めプログラムとして用意されているんです。
息子が通う予定のキンダーガーデンではENLの段階はいくつかあるようなのですが、大きく分けてビギナーズとアドバンスド。
ビギナーズは、授業時間に別のENL専門の先生と別の教室で授業を受ける、
アドバンスドでは、別の教室には行かずにENLの先生の補助を受けて現地の子達と一緒に授業を受ける、
という感じのようです。
(ここはまだ実際に受けていないので違うかもしれませんが、説明を聞いて理解したざっくりとしたイメージです)
さて、このためのテスト、何があって、どれくらいの時間がかかるのか皆目検討つかずに行ったのですが、息子の場合は5名くらいの子供達が一緒に1時間くらい先生たちと過ごす、という手法でした。
親は別の空間でPTAの方から年間の行事の説明や質問タイム。
実は、私は勝手に15分くらいで、個別にやるのかと思っていたので、1歳のリコを連れて行ったのですが、それはそれは大変でした・・・。
飲まれていないコーヒーのKカップをゴミ箱に捨てたり、床に落書きしたり、置いてあるマットによじ登ったり・・・ですので、どのような面談なのか、事前に聞いて必要ならば下のお子さんはどこかに預けられるようにすることをお勧めします・・・。
その場でテストの結果は教えてもらえず、夏休みにクラス分けとともに郵送にて送られて来るようです。
ハルに聞いたら、はさみを使ったり、番号を言ったり、色を言ったり、先生の話が理解できるのか、みたいなことをやったようです。
さて結果はどうでしょうかね?
おそらくビギナーズ(別教室でのENL)かと思いますが!
他のすでにキンダーガーデンに行っているお友だちは、どんどん英語が話せるようになっているので、楽しみにしています♪
このようにENLという仕組みがしっかりあって、授業についていけるように補習をしてくれるのは本当にありがたいですね。
セナで英語の授業を受けるようになって、子供の英語レベルに合わせて授業をしてくれるありがたさを痛感しているところなので、それが日常として組み込まれているのはとてもいいことだし、本人のレベルでちゃんとやってくれるのは本人の劣等感を最小限にする方法であるとも思いました。
大量にある、学校のイベント、ボランティア
ハルがテストを受けている間、私たちが受けていたのは行事の説明。
それはそれはたくさんありました・・・
幼稚園ではそのようなイベントは校長がかなり主体的になってやってくれていたのと、
リコが小さくて夜のミーティングに参加できなくてほとんど何もできなかったのですが、
せっかくの憧れ!アメリカの小学校入学なので、少しでもできるといいなと思っています。
行事リストが渡されて、そこに名前と連絡先を書いておくと、グループ長から連絡が来てどんな感じなのか、教えてくれるようです。
最終的にその説明を聞いて参加するか決めてもいい模様だったので、私は一番盛り上がりそうな、ハロウィンとクリスマスイベントにサインして来ました!
今回はテストまでの経験を記事にしましたが、まだまだ体験していないことだらけの、未知の世界のキンダーガーデン&小学校。
完全に手探りで、私も何が何だかわかっていませんが、せっかくのまたとない初めてだらけの小学校生活、楽しみたいと思います。
9月からのキンダーガーデン生活、どんなでしょうね~?
その前にとりあえずは長い夏休み、乗り越えなくてはなりません・・・・。
First Jump、少しでも新たな1歩の役に立ちますように!
今回もお読みいただきどうもありがとうございました。